遅いことは猫でもやる

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太陽の旅 1

2009-08-24 14:21:20 | 雑感
 先日リヨンからプロバンス周辺の南フランスへ旅してきた。

 知人(家内の同級生のご主人)がリヨンに40年来住んでおり、10年ほど前に来日した折意気投合し、名古屋のスナックで義兄弟の契りを交わした。

 お二人とも長年フランスで鍛えられたせいか、会話の名手で、食事の時間は笑いが絶えず、生活を楽しむ、とても魅力的なご夫婦である。良い意味で個人主義を大事にする風土の中で、生き生きと過ごされている姿を見て、タダひたすら仕事を中心として打ち込む私たちの生き方、とは違う人生があることを肌で感じた次第。
今回は、現地で生活する人のアレンジと運転する車で、快適に、素晴らしいところばかりを案内していただき、太陽に恵まれたとても良い旅であった。

 まあ一般論はこれくらいにして、旅の始まり、小さな(といっても仏蘭西第二の都市)リヨン空港にはご主人が迎えに来てくれていた。10年ぶりの再会だが、空白を感じさせない。

 まず空港の駐車場の精算機でつまずく。コインを受け付けない。他のお客もぶつぶついっているが、とにかく精算ができない。彼は「仏蘭西の自販機はこわれているのが普通なんだ」と悪態をついて、諦めて駐車場に向かったら、その入り口にも別の精算機があり、難なくクリアー。小型ベンツでリヨン郊外の住宅地へ。

 緑に囲まれた瀟洒なお宅の庭で、軽い食事。歓迎のシャンパン、手作りの鉄火巻
き、豊富なサラダなど。ご主人が「少し時期遅れなんだけど・・」と庭から切ってきた色鮮やかなバラをグラスに挿して家内に差し出したのには参った。フランスの伊達男の仕草ではないか。シャイな学者と言うイメージとは対極にある。

 家の中も絵画や花、、置物、家具なども吟味され、さすが文化の国である。時差の関係もあり初日は、パタン・キューと寝てしまった。

(この旅行中、写真も随分撮ってきましたが、画素数が大きくて、ブログに掲載する方法が私には複雑で手に負えないので、文章のみでご容赦ください)