南仏3日目(晴れ)
今日もご主人が買ってきてくれた朝食のパンがおいしかった。
爽やかな朝の空気の中で、食事が進む。ここは札幌くらいの緯度だそうだ。
今日からプロバンス地方へ2泊3日の小旅行へ。2夫婦4人で出発。高速道路は3車線で広々。さすがにバカンスで、南へ向かう車が多い。自転車を屋根の上などに載せている車がめだつ。ヴィッツクラスの小型車が半分以上。料金所では、200キロくらい走ってもコインで勘定していた。
1000円で渋滞している日本と比べるまでもないか。道路はもともとただだ。
高速道路は畑の中を進む。カーブが少ない。多分用地買収は大きなトラブルも無く進
んだのだろう。ひまわり畑、ラベンダー、牧草地など確かにこの国は農業国である。ひまわりは同じ方向を向いて咲いているので黄色が鮮やかだ。
城砦都市エグモルトに到着。石造りの壁に守られた都市、四方の角、門の上には
砦らしく見張り所がある。外部は湿原に囲まれている。門をくぐって入ると、中
はまっすぐな道路で区切られた町並みが続く、中心部の広場にあるカフェテラスで、ビールを飲む。太陽燦々の屋外で、パラソルの下のビールはバカンス気分満点。
みんなのんびり談笑している。海水浴に来たときの海の家と言う気分か。違うのはみん
な落ち着いている。キャアキャアと言う叫び声はない。
さらに南下してプロバンスへ。葦原や馬の放牧地を横切り海岸へ。そこは闘牛も
有名な地らしい。町のロータリーに闘う牛のブロンズ像があった。人形を神輿の
ようにして練り歩く、マグダナのマリアのお祭りで名高い教会がある。ST・マ
リア・ラ・メール(海のマリア)教会。地下にマリア像が安置されていた。
路地には屋台が沢山出ており、まさにお祭りムード(お祭りの日ではないが)。
海水浴を楽しむ人も多い。サンドイッチ、アイスクリームの売店がやけに目に付
いた。海岸端で昼食。持参のおにぎりがおいしい。砂浜で太陽を浴びながら平然と本を
読んでいる人を何人も見かけた。残念ながらトップレスの人はいなかった。
仏蘭西では年間5週間の休暇が権利として与えられ、普通3週間を夏に、2週間
を冬に消化するそうだ。長い休みをゆったりと過ごしている。
畑の中、馬の放牧地を縫って本日の宿泊地へ。埃っぽい街道筋から少し入ったと
ころに、ホテル・バンバングードはあった。外見はクラッシック。内部は近代的
で清潔な小さなホテルである。
一眠りしてから夕食。庭のプールサイドのテーブルに席を取る。給仕の若い女の
子が愛想良くよく喋る。色白で可愛い子だ。私の知人はシャイな上に、奥様連れなので、まさか口説いている訳でもあるまいに、会話が弾んでいる。なにやらメニューの説明を受けているらしい。若い女性が、鼻に抜ける子音が多いフランス語を話すのはとても
魅力的だ。フランス語が皆目分からないので、参加できず残念だ。
出てきた(選んでいただいた)メニューは次の通り。
ソーセージのパイ包み。
オリーブの塩漬け
マスのクリームソース和え
ほうぼう(または鱈)のフリッター
デザート
チーズ、パン
ワインはロゼ、赤ワインであった。
おいしい料理で会話も弾む。お互いのなれ初めなどを話す。二人の聞き上手は洗
練されている。つい余分なことまで話してしまう。周りのテーブルに人影がなくなり、我々も引き上げた。
今日もご主人が買ってきてくれた朝食のパンがおいしかった。
爽やかな朝の空気の中で、食事が進む。ここは札幌くらいの緯度だそうだ。
今日からプロバンス地方へ2泊3日の小旅行へ。2夫婦4人で出発。高速道路は3車線で広々。さすがにバカンスで、南へ向かう車が多い。自転車を屋根の上などに載せている車がめだつ。ヴィッツクラスの小型車が半分以上。料金所では、200キロくらい走ってもコインで勘定していた。
1000円で渋滞している日本と比べるまでもないか。道路はもともとただだ。
高速道路は畑の中を進む。カーブが少ない。多分用地買収は大きなトラブルも無く進
んだのだろう。ひまわり畑、ラベンダー、牧草地など確かにこの国は農業国である。ひまわりは同じ方向を向いて咲いているので黄色が鮮やかだ。
城砦都市エグモルトに到着。石造りの壁に守られた都市、四方の角、門の上には
砦らしく見張り所がある。外部は湿原に囲まれている。門をくぐって入ると、中
はまっすぐな道路で区切られた町並みが続く、中心部の広場にあるカフェテラスで、ビールを飲む。太陽燦々の屋外で、パラソルの下のビールはバカンス気分満点。
みんなのんびり談笑している。海水浴に来たときの海の家と言う気分か。違うのはみん
な落ち着いている。キャアキャアと言う叫び声はない。
さらに南下してプロバンスへ。葦原や馬の放牧地を横切り海岸へ。そこは闘牛も
有名な地らしい。町のロータリーに闘う牛のブロンズ像があった。人形を神輿の
ようにして練り歩く、マグダナのマリアのお祭りで名高い教会がある。ST・マ
リア・ラ・メール(海のマリア)教会。地下にマリア像が安置されていた。
路地には屋台が沢山出ており、まさにお祭りムード(お祭りの日ではないが)。
海水浴を楽しむ人も多い。サンドイッチ、アイスクリームの売店がやけに目に付
いた。海岸端で昼食。持参のおにぎりがおいしい。砂浜で太陽を浴びながら平然と本を
読んでいる人を何人も見かけた。残念ながらトップレスの人はいなかった。
仏蘭西では年間5週間の休暇が権利として与えられ、普通3週間を夏に、2週間
を冬に消化するそうだ。長い休みをゆったりと過ごしている。
畑の中、馬の放牧地を縫って本日の宿泊地へ。埃っぽい街道筋から少し入ったと
ころに、ホテル・バンバングードはあった。外見はクラッシック。内部は近代的
で清潔な小さなホテルである。
一眠りしてから夕食。庭のプールサイドのテーブルに席を取る。給仕の若い女の
子が愛想良くよく喋る。色白で可愛い子だ。私の知人はシャイな上に、奥様連れなので、まさか口説いている訳でもあるまいに、会話が弾んでいる。なにやらメニューの説明を受けているらしい。若い女性が、鼻に抜ける子音が多いフランス語を話すのはとても
魅力的だ。フランス語が皆目分からないので、参加できず残念だ。
出てきた(選んでいただいた)メニューは次の通り。
ソーセージのパイ包み。
オリーブの塩漬け
マスのクリームソース和え
ほうぼう(または鱈)のフリッター
デザート
チーズ、パン
ワインはロゼ、赤ワインであった。
おいしい料理で会話も弾む。お互いのなれ初めなどを話す。二人の聞き上手は洗
練されている。つい余分なことまで話してしまう。周りのテーブルに人影がなくなり、我々も引き上げた。