このところ、快晴とはいえないまでも、まずまずの天気が続く。確かに梅雨明けだ。
ところがどうも、夜に雨が落ちてくるらしい。朝デッキの上の水を見ると、かなりの量降っているらしい。
農作物や、水道水に必要な雨量は確保でき、その上日中の行事に差し支えないというのならこれに越したことはない。軽井沢に比べ蓼科は湿度が低く乾燥しているといわれる。しかし山沿いでは、湿気はなくとも、朝晩雨がふることは珍しくない。だいたい気温自体が高くないが、日陰に入ると日中でもひんやりする。夏日(30℃)、猛暑日(35℃)などと、暑さにふうふう言っている名古屋の人には申し訳ないが、夏のこの季節が、陽も長くこちらでは最も過ごしやすい。夜、雨に降られるとまた一段と涼しくなる。毛布か肌掛けが必要な涼しさだ。
そういえば昨日は、夜、屋根を叩く雨粒の音が妙に耳に残った。雨はなにか気分を落ち着かせる作用があるが、急に強くなる雨音は嵐の到来を感じさせ、少し不気味である。