遅いことは猫でもやる

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ハイソな一日を味わう

2014-03-23 08:23:11 | 行ってきました


ロータリークラブ時代に知り合った上場企業の社長(今は会長だが)からのお誘いで、クルーザーに乗ることが出来た。
この方は技術系の方で、虚飾を嫌い、見栄をはらず、信念を通す生き方をされる方である。現役時代はパラグライダーに乗ったりするチャレンジ精神旺盛な人である。

クルーザーもそんなチャレンジ精神を満たすためで、見栄えは良いが、外洋の荒波仕様にはなっていない国産船ではなく、高波にも強いアメリカの船をわざわざ取り寄せ、一部改造をするという徹底ぶりである。
暖かくなってきた好天のなか、高浜のNTPマリーナ→佐久島沖→蒲郡出光マリーナを往復というコース。わずかに白波が立つ程度の風のなか、高浜を出航し、各自15分位の操舵を経験しながらのクルーズである。
脇には専門のクーズ要員が一人つききりで、「右、もう少し左」などと指導してくれる。

後ろではシャンパン、ビール、おつまみも完備し、酒盛りを楽しみながら気持よくクルーズ。スナメリには出会わなかったが、高浜港の外側では、スズキ(ボラかもしれない)が、数多く海面をジャンプして歓迎してくれた。武豊の長い防波堤を過ぎても幸い波は高くならず、燦燦たる太陽のもと一路蒲郡へ。出光マリーナは木のデッキが整備されたところで、そこで昼食をいただきワインを楽しんでまた帰路につく、という優雅な日程である。

出発前に海図を背に、コースやら、船の性能やらを説明される姿はやはり技術系の方だと感心。謙虚なお人柄そのままに、決して驕ったところがなく淡々と説明をされた。
しかし最寄り駅までのタクシーの手配から、レストランの予約、船中の飲み物の手配まで至れり尽くせりの歓待で、恐縮してしまった。ハイ・ソサエティの方々はここまで心遣いをされるのかと感じいった次第。

一日ちょっとした精神の贅沢気分を味わった。



極上のひととき

2014-03-23 08:12:46 | 行ってきました



かねて畏友ご夫妻に頂いた誘って頂いた、名古屋のレストランにご一緒しました。


「La Maison HITOTOKI(ひととき)」
そこはもともと名古屋ターミナルビルの最上階にあった「ひととき」というレストランです。
豊田章一郎さんなども気軽に顔を見かけるところで、肩のこらない応対でお客を大事にし、全社を上げて楽しませてくれる店でした。

現在ターミナルビルは立て直しをしており、もう着工から2年経過しています。建て替えをきっかけに移転した店は、昭和区南山町の丘陵地にありました。周りの高級住宅地の佇まいにふさわしく、静かな店構えで、開店2周年を迎えていました。
久方ぶりに訪れてみて、以前の雰囲気、客あしらいの良さを味わい、畏友ご夫妻の何くれとない心遣いを感じながら、食事を楽しみました。

2年間も空いていたのに、我々のことを覚えていてくれ、程の良いお勧めにすっかり気分が良くなり、かなりお酒が進みました。八海山がスイスイと喉を通り過ぎ、フレンチの懐石ともいうべき料理を残らず平らげました。さすが土地柄に磨かれたのでしょうか、はたまた、畏友ご夫妻の勧め上手に酔っ払ったのでしょうか、あっという間に3時間が経ち、気がつけば10時を回っていました。まさに極上のひとときです。家内の話によると私一人が饒舌に話をしていたということでした。

料理は素材や調理の腕も大切だけど、客とのコミュニケーションも重要な要素だと改めて認識した次第です。
それにしても、だらだら過ごしている毎日の、ちょっとした句読点とも言うべき楽しい時間でした。