遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

お知らせ

Twitter で更新情報が観られます。やってる方はこちらからフォローどうぞ。
http://twitter.com/gaiki_jp

北スペインの思い出ーグッゲンハイム美術館

2014-08-06 17:05:38 | 行ってきました
船のような遠景
 玄関前の階段
 犬の形の花壇=これはまさに美術作品だ

北スペイン・ビルバオにあるグッゲンハイム美術館は所蔵する美術品の質や量で名高いのではなく、美術館の建物自身が有名である。
蓼科で言えば、八ヶ岳美術館、康耀堂美術館であるがスケールが全く違う。ちょうどオノ・ヨーコの作品展をやっていた。

 入り口
 遠くのビルと並ぶオブジェ

街の一角がこの美術館群で占められている。アメリカ人フランク・ゲーリーの設計になるもので、無規則な局面を使い、戦闘機を設計するCADソフトを使用したそうだ。工業都市だったビルバオが衰退し始め、復興策として建てたこの美術館は今や年間100万人の来館者を迎えるという。この中には我々のように美術館には入らず、外観だけを見る者は含まれているのだろうか。

 建物とマッチするいろいろな作品

バスが近づくと、その特異な建物がまず目を引く。薄いチタンの金属タイルとガラスを組み合わせた曲線と、素材や光沢の違うオブジェが点在する。玄関前には花で飾られた巨大な犬の像立体花壇というべきか)が我々を迎える。川の畔に立つ建物にも池が配置され、ステンレスボールを組み合わせた葡萄の房のような彫刻、10っもあると思われる蜘蛛のオブジェ、どの角度から見ても楽しい。多くの観光客は私達と同じで美術館の外周を楽しんで散歩していた。さすがガウディの国である。建物自体で人を引きつけるのはすばらしい。

 道路さえも建物に適合している