遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

お知らせ

Twitter で更新情報が観られます。やってる方はこちらからフォローどうぞ。
http://twitter.com/gaiki_jp

素朴な巡礼宿の村 サンティジャーナ・デル・マル(北スペインの思い出)

2014-08-22 17:16:47 | 行ってきました
 牧草地が続く北スペイン
 本日のお宿
 フロントも家庭的だ
 反対側から見たホテル玄関

北スペイン3日目の宿はサンティジャーナ・デル・マルという巡礼街道沿いの村の小さなホテル。貝印のロゴも付いているこじんまりした平屋作りのホテル。教会などがある集落の入口に建っている。この村はスペインでも「美しい村」として名高いそうだ。チェックインを済ませ、村落にはいる。BARや土産物屋が立ち並び、石畳には轍の痕も付いている。村落の奥一段高いところにゴシック様式の教会が建ち、その前には水場があり手足を洗ったのだろう。いかにも旅の疲れを落とす風情が街角に満ちており、巡礼の人々が軽く一杯やって旅の疲れを癒していそうである。
 BARのテーブルと看板代わりのシードルの空き瓶
 街角
 土産物屋
 街角
 BARでくつろぐ旅人
 村役場跡
 広場から路地を見る


小さな村落だが、教会もホテルもBARもあり、小さな広場には村役場が面している。ヨーロッパにはこうした広場が多い。集会をするのか、軍隊が整列するのか、市場が立つためなのか、いろんな機能を果たすのだろう。街に潤いをもたらしている。こんな小さな村なのに3箇所も広場があった。石畳の街は風情がある。ここでのんびり時を過ごすのも悪くない。四国のお遍路にはうどん屋さんが付き物だが、こちらはBARがここかしこに店を開いている。シードルの空き瓶を店先に飾り存在感を主張する。
教会横の牧場には馬やロバが放牧されていかにも牧歌的である。
 教会前の階段を登る子供 教会の横手
 夕日を浴びる教会 広場から見た教会 教会入口

古びた教会にも入ってみたが、ロマネスク様式の歴史を感じさせ、石の棺がそこかしこに置かれていた。スペインの田舎を満喫した。

 この村のメインストリート
 ホテル前の街道
 ホテルのBAR横の巡礼街道を表すロゴ
 博物館にも巡礼路のロゴが
 教会横の坂道
 教会横の牧場
 牧草を運ぶ車