諏訪湖大花火大会は例年通り8月15日挙行された。例年通りと言うのは、昨年65年の歴史上、初めて中止となったからである。それほどものすごい豪雨に見舞われたのである。
昨今ゲリラ豪雨は珍しくないが、昨年の雨、雷鳴はものすごく外で見ていた観客はカッパや傘では追いつかず、やむなく中断して建物の中へ避難したほどである。
諏訪湖畔に夕暮れが迫る
この花火を楽しみにしていた妹や他の姉妹は中断した花火をすごく残念に思っていた。一年後ほぼ同じメンバーでホテルに集まり、リベンジの時を待った。夕暮れが迫り、屋台の灯りが湖畔に浮かび、40万とも50万ともいわれる人が押し寄せてきた。
辺りに夕暮れが迫ってきた午後7時合図の前触れ花火を皮切りに38~42ブロックに区分され、40000発の花火の祭典が幕を開けた。
百花繚蘭大迫力
よく見ると花火はそれぞれに趣向があり組み合わせや、大きさ、色、形に工夫が凝らしてある。40000発は全国的にも最大級であるが、一時間半を越える打ち上げ時間があっという間に過ぎ、最後の見せ場「湖上スターマイン/キス・オブ・ファイアー」4kmに及ぶ仕掛け「ナイアガラの滝」のフィナーレになった。ところが30分ほど前から雨が落ちてきて雨足が増し、煙幕が非常に濃い状況になり、湖畔からは煙しか見えない有り様となった。そこだけは残念であったが、花火はおおむね鑑賞でき、大迫力の打ち上げを堪能した。やはりここの花火は別格のような気がする。
一年ぶりのリベンジを果たし姉妹たちも満足したようである。