この車で380kmほどの山道を走破した
ポトシ郊外の村
休憩地点の岩肌
途中のグアナコ・リャマの群れ
ポトシーウユニ
鉱山の町ポトシを後にしてまた高原の道をひたすら走る。途中ミニ、グランドキャニオンのような岩の塔が並ぶ谷の傍で休憩。遼馬君が、ひょいと岩の上に飛び移り腰をかけて、こんな風にして写真を取りましょうかというが、義弟も私も足がすくみ、遠慮しておくと声を揃えた。
グアナコやリャマ、馬、牛などが放牧されていたり、野性で群れを作っていたりする牧草地や、広い谷あいの湿地帯を抜け、大きく迂回したところで車は止まる。「MUSEO」の看板がありプラカヨの列車の墓場に到着。ここは1868年亜鉛鉱山だった所にLA LEONAに立ち寄ったお尋ね者が、この列車で銃撃戦を行ったという。賊2名に対し100人以上の警官が銃撃戦をしたらしい。
若干の高山病の気配に警戒しながら、峠を越えると遙か先に光る湖がみえてくる。ウユニ塩湖だ!とうとう着いた。
プラカヨ
見えてきた!ウユニだ。
車はゲートを通りウユニの村へ入る。ゲート辺りから周りにゴミが散乱している。道の横は風に飛ばされてきたゴミだらけだ。村の集落の方から強い風に煽られてそこここにいっぱい飛び散っている。ここは特に日本人が多い観光地で、このゴミはやはり問題になっているそうだ。ボリビア政府もなんとかしなければと乗り出し、日本のボランテイア団体も指導に来ているとのこと。
ウユニの繁華街の中にあるツーリストショップみたいな所に立ち寄り、ゴム長を借りる。一つサイズが合わないのでガイドが街中へ買いに行く。大雑把なものだ。街は丁度マーケットが開いている日で、大勢の人で賑わっている。長靴を仕入れ、湖畔に立つ本日の宿「塩のホテル」へ向かう。村から10~20分きれいに舗装された観光道路を走る。その道路を外れるとむき出しの土で凸凹道である。やっと塩のホテル到着。
ウユニ村のマーケット
塩のホテル
フロント
ホテル内部
新しいホテルらしく、ソファーも壁も塩でできている。窓の方には次の間もある。ただ、ここにも蝿が飛んでいるのには閉口した。