遅いことは猫でもやる

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古都ぶらり⑦ 金閣寺

2017-03-28 01:22:37 | 行ってきました

金閣

案内板と世界遺産表示

鏡湖池の前で

陸舟の松

本能寺の裏手から30分ほどバスに乗り、終点が金閣寺だ。3連休の初日とあってここも大勢の人、警察官が交通整理に出るほどで特に中国人の団体が6割位押し寄せていた。ここには何年ぶりに来るのだろう。雅な金箔の姿はそんなに変わっていないところを見ると3年以内なのだろうか。

タクシーの駐車場、バスや車の駐車場を抜け、境内に入ると右手に案内板が掲示してある。そのまますすむと「世界遺産の」石の石碑、その脇の短い石橋を渡って場内へ。この短い橋が一休禅師が、「橋を渡らずに入りなさい」と言われ、「それでは真ん中を通ります」とダジャレで切り抜けたいわくつきの橋だそうだ。

入場料を払って入ると、入場券の代わりに御札をくれる。拝観料課税に対する抵抗なのだろうか。京都宗教界の気骨を感じた。はいってすぐ鏡湖池越しに金閣を見る。池に写って綺麗だ。外国人も日本人もスマホでの撮影に余念がない。

池を巡って回り込むと、鹿苑寺の方丈、書院方面に出る。そこに有名な盆栽「陸舟の松」がある。見事な棚状の松である。そこからまた金閣に近づく。昭和61年に行わえた大修理では約20kgの金箔が使われ、当時の金額で7億5000万と、それを上回る漆が使われたという。足利義満は草葉の陰で大喜びだろう。3層からなるこの建物は仏舎利等で1層は寝殿作り、2層は武家造り、3層は中国風の禅宗仏殿作りと、各層が異なる贅を凝らしたものになっている。


芦原島

各層の違いがわかりますか?

天頂に聳える鳳凰

龍門瀑と鯉魚石

この他ちょっと鄙びた夕佳亭等をみて、金閣の見学を終えた。出口付近は中国人でごった返し、それを目当てのお土産屋やアイスクリーム屋が商売気たっぷりで呼び込みを行っている。旅の終わりは少々味気なかったが、再びバスに乗り、四条烏丸で下車。街歩きを楽しんで京都駅に着いた。京都は路地も良い。風情がある。


京都駅到着