フルーツ専門の市が立っていた
ジャイプールの城壁
アンベール城から再びジャイプールの街に戻り、雑踏の街を通り抜け、向かった先は18世紀に作られた天文台。途中フルーツばかりを扱う屋台が密集している市を通り抜けた。
ジャイプールの街を造ったサワーイ・ジャイ・シン2世は天文学に深い造詣があったそうで、ここジャイプール以外にもデリー・ウジャイン・ベナレス・マトゥラーに天体観測施設を造ったそうだ。その中でもこのジャイプールのジャンタル・マンタルが一番大きい規模!広い敷地内には約20もの天体観測器が設置されている。太陽や月の運行を計測する観測器が並んでいるのですが、非常に精密かつ巨大!当時の最先端の天文技術と建築技術を駆使して造られたもの。
これらはコンクリート、あるいはモルタル作りにも拘らず、20秒単位で時刻が計測できる目盛が刻まれている。ここまで正確に時を刻んでいたのだろう。また星座毎の時計も設置されており、いろいろな星で相互の正確性を確認していたのだと思われる。当時(18世紀)のインドは天文学では先端を行っていたのだろうか。さすが数値の国である。
天文館切符売り場
各種日時計
天文館の中は大勢の人で賑わう
これも日時計(月時計?)の一種
これで20秒単位で時刻が分かるという