まつり会場入口のゲート
絵画館広場の賑わい
神宮外苑の銀杏並木の終点の広場では「いちょう祭」と銘打って沢山の露店が出店していた。中には行列のできている店もあるが大方はガラガラに空いていて、客を呼び込むのに精一杯の様子。全国の地酒、各種ビール、各地のブランド牛、広島焼き、たこ焼き、焼き牡蠣、五平餅など、まずまず魅力的なメニューにもかかわらずである。
なぜか。ズバリ、値段が高い。おそらく地方のお祭りの倍近い価格だ。生ビールが普通の紙コップ1杯500円、後楽園球場でもこの倍近いコップで飲める。牛串はブランドにより、600円から1200円とまちまちだが、それも600円の串は切手ほどの大きさの肉が5切れ刺してあるだけ。これにはがっかりするのを通り越して腹が立ってきた。
いちょうの樹々は黄金色、露店は灰色の金取り商売と、くっきりとしたコントラストを描いていた。
広場に並ぶ露店