遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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同窓会

2017-07-21 00:55:53 | 雑感

会場の「ますよね」


現役時代、経営の勉強会に幾つか参加していたが、そのうちの一つに鈴蘭会と言うのがある。時々講師の先生の別荘の鈴蘭高原でゴルフをやるので、その名前がついた。

メンバーの一人が面倒見の良い若者(当時)で、いまだに時々当時のメンバーに呼びかけては旧交を温めている。今回も同じ仕組みだったが、呼びかけから開催まで時間がなかったので、何時もは十数人集まるのだが、今回は6人だった。

場所は名駅前の「ますよね」という、敦賀の魚を売り物にした店。集合してから色々注文したが、でてきたのは少し量が少ないような気がしたのと、敦賀直送と言うほど新鮮な感じがしなかった。もちろん新鮮ではあったが、それほどではないというものである。

それはさておき、私にとっては2年ぶりの顔合わせだったが、やはり気の置けない仲間との顔合わせは楽しいもので、話題は尽きない。あっという間に2時間半は過ぎお開きとなった。

命の洗濯である。

南米旅行ーヴェネズエラへ

2017-07-20 07:23:24 | 行ってきました

ボゴタの空港

本日はコロンビア・ボゴタからヴェネズエラ・カラカスへの移動日。am11:30発~pm14:00着のフライトは定刻通りだった。ネット情報によるとヴェネズエラは政情不安で現在カラカス市内は市民デモが頻発し、暴動に近い騒ぎになっているという。加えてイミグレーションの係員が、何かと難癖をつけ賄賂を要求してくるという。

家内のスマホには外務省から「危険に遭遇することがありますから、不要不急の旅行は見合わせてください」とのメッセージが入っており、不安に拍車をかけていた。入国審査書は表裏とも詳しく書かされ、チェックイン時には「ヴェネズエラから先にはどこへゆくか」と聞かれた。

しかしそれくらいで、女性係員は思ったより親切で片言の日本語も話し、フレンドリーだ。戦後70年間の日本の平和主義がじんわりと効果を上げているのだろうか。

空港で遼馬が出迎えに来てくれていた。6ヶ月ぶりの再会である。ちょっとはにかんだような笑顔が眩しい。懐かしさに浸っている間もなく、ホテルまでの15分の車中で遼馬が切り出したのは、プエルトオルダスへの移動手段の変更だった。

カラカスの政情不安で航空会社がフライトをしなくなったので、代替便が手配できない、夜行バスで行こうと思うがいいか。と言うものだ。良いも悪いも他に代替手段がないので、そうしなければ翌日以降の予定が大幅に狂う。
了解してホテルに着いた。

ホテルには今回も旅を一緒する義弟夫婦が先に着いており、とりあえずレストランへ行き旅の安全を祈りビールで乾杯。いよいよここから遼馬と一緒の南米旅行=飲兵衛旅行がはじまる。スタートからいかにも南米らしいアドベンチャー旅行の様相を見せてきた。


久しぶりの遼馬との再開

殆ど使わなかったホテルの部屋

南米旅行ーボゴタの治安と観光姿勢

2017-07-19 07:12:35 | 行ってきました

あちこちに立つ兵士

警戒していたコロンビア、ボゴタの治安は予想を遥かに上回るものだった。もちろんホテルで聞いた進入禁止区域には行かなかったが、街角には兵士があちこちに立ち、繁華街では警官もパトロールをしている。

5人の若者に対する職務質問の徹底や、日曜日は美術館、博物館が無料と言うのは当局の積極的な観光客誘致の姿勢を感じる。

旧市街を歩いていて上の教会方面から降りてきた婦人が何かスペイン語で話しかけてきたが、通じないと見るや「キャン・ユー・スピーク・イングリッシュ?」と聞いてきた。坂の下の博物館密集地帯を指差し「あっちだ」と何か教えてくれる。

また昼飯を食べたレストランから出てきた若者は、通りすがりの我々に向かって何か喋る。多分「ここは色々メニューがあるし、美味しいよ」と教えてくれたのだろう。スペイン語がまるでわからないのが残念だ。

こうしてみると、治安の維持と観光客を迎える親切さは我々に伝わってくる。イメージにあった、麻薬の巣窟、ギャングの跳梁と言ったものは完全に拭い去られた。これなら今後観光客は増えてくるだろう。

観光について

2017-07-18 02:00:01 | 雑感

乗り物に乗ってみる

グルメを味わう

街を見物する

観光旅行と一口に言うが、私はその観光という意味を考えたことはなかった。見物旅行、物見遊山、のほうが実態に近いのだがこれらの言葉はあんまり使わない。

見る、というのは単純に眺めるだけであって、診るは内部の様子を探る、看るは看護をする、視るは目で見ることにつながります。では観光の観はなにか。禅や仏教の分野で言うと、「物事の道理を丁寧に、深く見通す」ことを意味します。例えば一つの建物の前に立った時、その建物が建てられた時代背景や、その頃の人々の生活守り伝えてきた歴史などを観ることでより深い世界に通じてゆきます。

観光とはこういうふうな観点から色々な事物に接すると一層深みが増すのでしょう。これは私の考えでなく、ある曹洞宗の寺僧の書物からの受け売りです。
せっかく旅をするなら、見物ではなくこんな「観光」をせねばもったいないと思いますが、いかにも自分は勉強不足です。

せめて色々な思いに範囲を広げてみたいなと思います。

南米旅行ーカラフルな街ボゴタ

2017-07-17 10:49:54 | 行ってきました

カラフルではあるが、何かデザイン性も感じさせる

坂の多い街でもある

洒落たデザインのマンションや大学

坂の上の教会

ミサを終えた神父さん

ボゴタの旧市街はカラフルである。メキシコの銀山の街グアナファトやブエノスアイレスのボカ・カミート地区もカラフルであるがここは、その上に何かデザイン性を感じさせる大きな建物が点在する。坂の多い街にカラフルな建物が不思議にマッチしている。

途中立派な大学があったが、正門の方へ回ってみると仲々建築デザインとしても見せている。ラテン民族はこういうビジュアル的な才能にあふれているようだ。

まちなかの建物はスペン風の名残かパテオ(中庭)を残した物が多く、先日の京都の町家を思い出させた。

一応坂の上の教会を目指して歩いた。石畳の町並みは風情に冨み、日曜日のミサを終えた牧師さんが白衣をなびかせながら別の建物に入っていくところだった。


街角のレストラン

地ビールと店員のお兄さん

街歩きは坂道が多く、ぶらぶら歩くにもエネルギーが要る。昼飯と休憩を兼ねてレストラン街がある太っちょ美術館の近くに行って、呼び込みのお兄さんたちにメニューを見せてもらうが、あまりに重たすぎて、敬遠。こういう時、日本の呼び込みはあれこれと食い下がってきてうっとおしいが、ここらはあっさりとしたものだ。結局街歩きの途中、店から出てきたお客の若者が「ここはなんでもおいしいぞ。ピザ、パスタ。◯◯・・。」(多分そう言って教えてくれたのだろう)そのお店に行くことにした。

確かに、地ビールは冷たく冷えて美味しかったし、メキシコ料理も悪くはなかったが、いかんせん量が半端ない。半分以上残し、おまけにピザはテイクアウトにして貰った。
ちなみに料金は
  ビール3本 18,000ペソ
  ピザ    21,050
  豆料理   17,150
  その他税など 5,200   計 61400であった。
1ドル≒3,000ペソとして20ドル強、物価はたしかに安い。


ホテル近くの町並み

コロン劇場

観光用の市内バス

ホテルまで下り坂をぶらぶら歩いて戻る。隣のコロン劇場はチケット売り場までは開放していた。向の博物館には警官が立っていた。ホテルのTVで、17日にボゴタ東北部でテロが発生。死者も出た模様。どうりで街の角に軍隊が出ているわけだ。しかし治安の不安は殆ど感じなかった。

南米旅行ー太っちょ美術館

2017-07-16 01:28:29 | 行ってきました

ムゼオ・ボテーロ入り口

太っちょモナリザ

美術館中庭

入り口のモニュメント

黄金博物館の前でコーヒーで一服した後はブラブラと旧市街へ戻った。坂道の多い旧市街は道端に色々な露店が出ている。基本的には貧しい国なのだろう。だが暗さや、しつこさ、いじましさなどはない。むしろ明るい。我々から見ると淡々と店番をしている。中にはギターやオカリナなどを奏でている人もいる。

次に向かったのは太っちょ美術館。モナリザを始め多くの名画が太めの人物で描かれている。不思議な気持ちになる。太っちょはユーモラスな雰囲気を醸し出し、人を和やかにさせる力があるのか。入り口の手のひらのモニュメントも暖かく包み込むような気がしてくる。面白い視点で絵を描く画家だ。別室ではピカソ、マチス、ルーベンスなどの評価の定まった画家の絵やデッサンも展示してあった。


道端の露店

坂の多い街である

坂道を少し登ってボゴタ博物館へ。いずれも入場無料。人の多い美術館には警官が入り口に立つが、ここは観覧者は我々だけ。展示物は写真だけ、何かの写真展だがむしろ、スペイン風の建物を見てもらいたいのではないかという気がした。日曜日の事ゆえ観光客がぞろぞろと通るが、街角にはところどころ武装兵士が立つ。この平和と兵士のコントラストが何とも言えない。


ボゴタ美術館内部

パテオ

建物奥から入口を見る

カラフルな街角に建つ兵士

南米旅行ー黄金の珈琲

2017-07-15 09:17:34 | 行ってきました







博物館前の屋台コーヒー

さすが南米と言うべきか、黄金博物館の前、公園との間にコーヒーの屋台が出ていた。小さな屋台に道具をぎっしり積み込んで、美味しそうな香りを漂わせていた。見ていると焙煎、ミル(豆挽き)、ドリップと一通りこなしている。

お客もポツポツと付いているようで、店主?のお兄さんは手持ち無沙汰の様子がない。美味しそうな香りが博物館疲れの鼻腔を刺激してくる。思わず私も一杯注文した。1500ペソが高いか安いかよくわからないが、「ストロング?レギュラー?シュガー?」と聞かれ、「レギュラー、ノーシュガー」、と答えた。

目の前で焙煎をしてくれ、手順を踏んで紙コップで出された一杯。大した期待はしていなかったが、これがうまかった。パアッと鼻腔に広がる香り、マイルドではあるがしっかりした苦味、ほのかな酸味、後味にのこる甘味と言うか旨味、これが屋台で出て来るの?とちょっとした驚きだ。ストロングにしなくて正解だったと安心。

俗に蕎麦は挽きたて、打ち立て、茹でたてと「3たて」が美味しいと言われているが、あれと同じか。煎りたて、挽きたて、淹れたてだからうまいのか、原産地の品質なのか、お兄さんの腕なのか、とにかく忘れられない一杯だった。黄金博物館の前で飲んだ黄金の味のコーヒーだった。

南米旅行ーmuseo del oro

2017-07-14 11:15:13 | 行ってきました

博物館の前の公園煮立つ彫像

黄金博物館

コロンビアの首都ボゴタの中心部ボリバル広場の観光を終え、メイン道路の7号線を西に向かい、黄金博物館(museo del oro)に向かった。中心部にあるこの博物館は日曜日は入場無料である。それもあり、管内はコロンビアの人達(と思われる)で賑わっていた。

おそらく、16世紀にスペインが進駐する前の時代のものと思われるが、4層に分かれた各階の展示の9割が金製品である。銅、銀、土器などもあるが、展示品の殆どが金細工で、装飾品、あるいは冠などの権威付けの道具として使われたものである。実用品はない。

冠、耳飾り、首飾り、鼻飾りなど細かい細工が施されている。土器の中には埴輪のような人形もあるが、下肢の太さなど尖石遺跡の「縄文のビーナス」を彷彿とさせる造形である。

この圧倒的な金製品の量を見ると、南米の広さと金産出量の豊富さを実感する。


黄金の展示品

展示室

1階で催されていた子供たちのドミノ遊び

細かい細工品

南米旅行ーボゴタの治安

2017-07-13 12:32:54 | 行ってきました

「パタゴニア」の表示のあるBAR

大統領府

大聖堂

鳩が群れるボリバル広場

国会議事堂

大聖堂前で記念撮影

ボリバル広場遠景

コロンビアの朝は曇り空であった。フロントで再度市内地図のレクチャーを受け、街に繰り出した。まずは近くのボリバル広場へ。大統領府、国会議事堂、大聖堂などが周りを囲む。ミサもあり、広場は人で賑わっていた。

広場に入る街角に「パタゴニア」と表示のあるBARを見つける。6ヶ月前の南米旅行の訪問地、パイネ・フィッツロイが懐かしい。ホテルから7,8分で広場に到着。当然だが大統領府は軍服の兵士が銃を持って警護している。

大聖堂前には鳩が群れ、歩いてゆくと一斉に舞い上がる。ここからカレラ7と呼ばれる道が伸び、ホテルで勧められたバイクロード(ホコ天)は若い人で一杯である。


広場でのパフォーマンス。軍装の戦闘員、蝙蝠男

道路は若い人で賑わう

この広場だけではないが、世界のあちこちで見られるパフォーマンスが道端の何箇所かで行われていた。女性のパフォーマーや首を切り離した人間を表現しているものもある。

ここでも警官の姿をよく見かけた。5人組の若者が軽いコスプレ風の服装で歩いていたら、目の前で4,5人の警官に職務質問を受けた。若者があれこれ何か言い訳めいたことを喋っていたら、いきなり持ち物検査が行われ、そこに10人位の応援の警官が駆けつけた。

念入りな尋問と検査の結果、若者は無事放免されたが、当局は治安の維持にかなり力を入れているようだ。お陰で街は平穏が保たれている。道路は案外きれいでゴミも少ない。コロンビアはイメージが不穏な国だったが、首都ボゴタに関する限りかなり改善されているようだ。普通に若者がたむろしている。


物売りとポストの落書き

ホコ天でもあり、レンタル自転車天国でもある

カラフルな風船売り

似顔絵書きも出店
メイン通りに人が繰り出す

南米旅行ー治安は改善されたか

2017-07-12 12:06:27 | 行ってきました

ボゴタのホテル デル・オペラ

パテオ

ボゴタのホテル、デル・オペラは旧市街にある5つ星のホテルだ。昨日12時を回って到着したのにもかかわらず、フロントのは丁寧に説明してくれた。地図上で此処から先は踏み込まないように、ここまでは安全だ、と親切である。コロンビアは名だたる治安の悪いところと聞いており、昨日も夜中に市街地を走ってきたが、ポツポツと人が出ていたのが不気味であった。


ホテルの窓からの景色

南米第一日目は曇り空で幕が開いた。パテオ風のレストランで朝食を取り、もう一度フロントで地図をもらって観光の説明を聞く。本日は日曜日なので美術館、博物館は無料、中心部は歩行者天国になっている、自転車で行くと面白いよと言われるが、知らないところで知らないことをやるのは、この治安下では二の足を踏む。

なにせこの国では麻薬が横行し、数年前日本人駐在員が誘拐されたり、オリンピックでミスをしたサッカー選手がリンチされたという歴史を持つ。とにかく不気味である。

まあ旧市街では昼間は安全だよと若いフロントマンは言う。それを信じてとにかく街へ繰り出すことにした。


ホテル横の劇場と向の博物館