遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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戸隠古道 奥社~鏡池~中社

2017-10-06 10:56:36 | 行ってきました

再び随神門を潜る

木漏れ日の中を歩く

天命稲荷の赤鳥居

木道を歩く

森が開けてくる

鏡池の辺りに出る

鏡池には少し風が

戸隠の奥社から随神門まで登った道を引き返し、門から右に植物園の縁を歩く。ここはバードウオッチングのメッカだけあり、広葉樹が多く、木漏れ日の中の道は快適だ。木道が整備されており、時折人とすれ違う。

長男の歩みは意外に早く、うっかりすると引き離されてしまう。暫く歩くと林の中に赤い鳥居のトンネルが見えてくる。ここは天命稲荷、赤い鳥居のトンネルが2方向に伸びる。そこから暫く往くと林が開け大きな湖畔に出る。鏡池だ。

多くの人が憩うところで、少し風が出ており湖面にはさざ波が立っている。池の向こうには戸隠連峰が聳え、くっきりと稜線を見せる。駐車場にはたくさんの車が止まり、風の中湖岸には家族連れを含め沢山の人が遊ぶ。


林の中の道が少し下り気味になってくる

硯石

硯石からは見晴らしが良い

小鳥が池の湖畔に出る

小鳥が池は静かだ

鏡ヶ池に別れを告げ再び林の中に。栃の実の殻を踏みしめ平坦な道をゆく。林の中を右折し軽い上りを歩き、やがて緩やかな下りになり右側が切れ落ちている稜線に出ると硯石にでる。

たしかに硯を思わせる大きな石で上には墨ならぬ雨水が溜まっている。ここからの遠景は素晴らしい。一休みして再び腰を上げる。少し登って急になった下りをこなしてすぐ、小鳥が池に出る。鏡池とは段違いの静けさの中に佇む池は、傾いた陽の中で影を濃くしている。

湖畔の東屋に通じる道は紅葉が始まっており、ナナカマドの実が赤く色づいている。東屋で一休みをしていると、戸隠古道を歩いてきた女性が東屋の横の標識で拓本を採っていた。ここから中社までは一息である。

戸隠古道は好天に恵まれて、快適な3時間半ほどのウオーキングコースで適度な運動になった。戸隠においでになった方にはお勧めのコースである。


ナナカマドのみが赤く色づく

池畔の東屋など


チャイコフスキーの本髄

2017-10-05 16:28:20 | 行ってきました


3日に音楽会があった。急ぎ刈谷に帰り出席してきた。スペシャルオリンピックス日本東京/愛知/京都支援チャリティーコンサートと銘打った音楽会は三井住友海上しらかわホールで開催された。

チャリティとは言え、演者はマーク・ゴトー二、水谷川優子、山本貴史というしっかりしたメンバーのトリオ。ヴァイオリン、チェロ、ピアノのの組み合わせは思ったより重厚感があり、奥行きの深い演奏であった。

プログラムはモーツアルト:ピアノ三重は奏曲第6番ハ長調K548、チャイコフスキー:四季(ピアノ三重奏版)より「10月秋の歌」「11月トロイカ」、チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調作品50「ある偉大なる芸術家の思い出に」

なんといっても3番目の大曲が聴かせた。50分を超える曲でピアノ、ヴァイオリン、チェロがそれぞれ独奏に近いパートがありドラマチックに展開する。チェロも一生懸命だが、ピアノが大活躍である。舞台ではヴァイオリン、チェロの後ろで演奏していたが、3社並列にしても良かったのではないかと思わせた。

音響の良いしらかわホールは1階がほぼ埋まり、いい感じの演奏会であった。演奏会前久しぶりの畏友と伏見の大甚で一献傾けたがすっかり演奏にのめり込んだ。チャイコフスキーはこのような悲しみの曲にこそ本領を発揮するような気がする。

戸隠中社~奥社(戸隠古道)

2017-10-03 10:39:41 | グルメ

中社鳥居前

門前の三本杉

三本杉説明板

中社本殿への階段

中社本殿と社務所

本殿横の滝

戸隠中社のすぐ横に本日の宿があり。そこに車を置いて古道を巡ることにした。中社は戸隠の神社の中心だけあり、佇まいに風格がある。ここは都合三回目であったが、前回(7年前?)来た折にはなかった観光案内センターなどが立ち、お祭りの山車が勢揃いした広場も半分ほどになっていた。

巨大な3本杉の脇を通り本殿へと進む。週末とあって流石に人は多い。本殿前で手を合わせ脇の滝を見学して奥社へと向かう。

古道は参拝道だけあってよく整備されている。ペンションや蕎麦屋が散在し、句碑や伝説のいわれの説明板なども多い。

奥者駐車場に到着。週末なので車も人多い。売店食事処が2,3軒、軒を並べここから奥社境内となる。殆ど勾配のない広い参道を木漏れ日を浴びながら歩く。やがて前方に朱塗りの門が見えてくる。随神門である。

門をくぐると巨大な杉並木に突入する。樹齢300年を越すと思われる巨木が立ち並ぶ姿は圧巻である。学生時代下宿していた松本広沢寺の参道の巨木を彷彿とさせる。巨大杉を縫って緑の葉が陽を透かせ輝いている。マイナスイオンいっぱいの空気の中の散歩は実に爽快である。





戸隠古道の始まり

一茶の句碑

樹間から覗く戸隠連峰

道祖神みたいな碑

ここから奥社境内

広い参道
門が見えてきた


まだ翠も輝きを失ってはいない



杉の根っこの宇呂(穴)も信仰の対象か、縄としめ飾りが付けてある。やがて石段が現れてきたら奥社は近い。奥社は天岩戸をこじ開けたと言われる天手力雄命を祭神として祀ってある。

隣の九頭龍社は戸隠神社五社の中で最古の歴史をもつ地主神。雨乞いの神として知られる。いずれの神前でも頭を垂れ家族の安寧を祈った。



石段が現れてくれば奥社は近い

奥者直下の水瀧

直下の漱ぎ所

奥社最後の石段

ここが戸隠奥社

お隣の九頭龍社

来た道を下る

随神門から右の植物園へ入る

1杯のコーヒー

2017-10-02 15:08:20 | グルメ

丸山珈琲店の店頭

メニューでも楽しめます

予想以上に美味しい

週末長野戸隠に足を伸ばした。誘ったら長男が付き合うといったので長野駅で落ち合った。折角のチャンスなので、かねて味わいたかった軽井沢が本店の丸山珈琲店に立ち寄った。

ここの店主が南米のコーヒー市で上島などの大手に伍して頑張って入札に参加していることとか、長野駅の改修に伴い出店を決断し、コーヒーの旨さに感動した、4年制大学の学生がバリスタに応募をしてきて、出店前に熱心にコーヒーを抽出練習をしている姿などがTVで紹介された。その時以来一度はこの店で味わって見ようと心に決めていた。

その店は駅ビルの4Fにあった。鉄パイプむき出しのモダンな作りで、前面では豆を売り、背後がカフェになっている。件の女性がカウンターの中で手際よくコーヒーを入れており、我々も「秋限定」のコーヒーを注文した。

厚手のカップで出てきたコーヒーは、少し濁っており一見美味しそうには見えない。市販価格より2割位は高いのだが、口に含んで納得した。とっても香り高く鼻腔いっぱいに広がるコーヒーの香りは嬉しい。1杯のコーヒーに十分満足して店を後にした。