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インド紀行(12)ーアンベール城

2018-01-03 01:08:40 | 行ってきました

堂々たる威容を誇るアンベル城

太陽の門

太陽の門のある広場

場内には象のタクシーが発着している

広場全景

太陽の門を潜る象タクシー

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。インド紀行の続きから始めます。

インドはデリー、アグラ、ジャイプール、と旅程は進み、アンベール城にやってきた。ここはインドのラージャスターン州、ジャイプルの郊外の北東11kmの城郭都市アンベールにある宮殿である。

アンベールは、ラージプートのカチワーハー家の王国・アンベール王国の首都であった。ムガル帝国の第3代君主アクバル1世は、1562年にアンベール王の娘と結婚してアンベール王国と同盟したのを皮切りに、アンベールをはじめとするラージプートの王侯を次々に連合して傘下に加えていった。

と言った説明よりも、目の前に聳える城砦は山上に連なり見るからに険しそうである。オートリキシャに乗り換え、険しい坂道を先を争って登る。城直下で車を乗り捨て城内に入る。そこは太陽の門のある広大な広場。象が何頭も人を乗せて行き来している。


月の門から見る上部城砦(地下道で繋がっているという)

ガネーシャ門

ガネーシャ門上部の装飾

一般謁見の間

内部庭園
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城砦内部からの眺め

太陽の門の広場から一段上に一般謁見の間とガネーシャ門がある。その精緻な彫刻と装飾はこの王様達の権力の強さを現しているかのようだ。ガネーシャ門を潜ると緑の庭園や愛妃たちの部屋や櫓を備えた建物が現れる。

窓から外を覗いてみると、遥か下に城壁が連なり、象が列をなして歩いている。ガイドのアンバルさんに言わせると、昔はタクシーに乗るように勧めていたが、今は危険なので勧めないという。


イスラム風櫓のある建物

鏡の間

貴賓謁見殿

内部見学はまだまだ続いたが、いずれも細かい彫刻や装飾が施されており、そのスケールの大きさは、スペインのアルハンブラ宮殿をも凌ぐと思われる。謁見状も一般用と内部貴賓者用と二箇所あるのはアグラ城と同じだ。

内部装飾で見事なのは、冬の宮殿(鏡の間)の装飾である。天井に鏡の破片が散りばめており、暗い冬の日に少しでも明るく過ごそうとの配慮である。


麓からのアンベール城遠望


水の宮殿

観光を終えて再びオートリキシャで山を下り、麓の池の前で見返すとやはり堂々と空にそびえていた。その後途中の湖のほとりで水中に立つ宮殿(水の宮殿)を見物。水の中に立つ宮殿は地下室も備えているそうだ。土木工事が進んでいるのだろう。




初詣

2018-01-02 07:01:08 | 家族

参道は善男善女がひしめき合っていた

我々の行列脇を神輿が通る

大鳥居をくぐってやっと石段下に

年の始めの初詣は諏訪大社に参詣した。駐車場は満車で入庫前から渋滞が発生していてとても時間がかかりそうなので、遠くの路上に置いて歩く。参道は長い行列が大鳥居の下まで続く。300mはあるだろうか。

行列を並んでいると、すぐ脇を掛け声勇ましく神輿が通る。確か御柱祭の時も繰り出したやつだ。とにかく人が多く出ている。寒さは厳しいが風がないので陽の当たるところは温かい。甘酒、たこ焼き、ポテトなどの食べ物の露店、縁起だるま、風船などの露店もかき入れ時とあって大盛況である。

鳥居を潜って境内に入るとっどんど焼きの傍らで、太鼓・獅子舞の演奏、時折は木遣の声も聞こえる。太鼓は演奏者は若い女性が多いが、大勢の人の前での発表会とあって気合が入っている。

行列はノロノロと進む。全国2500社の総本山にしては、境内や神殿が小さすぎるし狭い。入場制限をして入るがとても追いつかない。今年も家族の無事と健康を祈り、新しい年の決意を新たにした。いよいよ新しい年のスタートである。

太鼓と獅子舞の演奏が盛り上げる

石段を登りやっと神前に

賽銭箱と神殿

元旦の朝

2018-01-01 11:13:54 | 家族

今年は薄っすらと雪も降った

元旦の朝の食卓

明けましておめでとうございます。変化の兆しを内包した2017年も終わり、2018年の幕開けとなった。今年もよろしくお願いいいたします。

自分の肉体はあちこちガタが来てオーバーホールが必要となってきたが、肉体に連れて脳の方の衰えが著しい。記憶力、集中力、は明らかに衰えてきている。息子に山行を誘われているのだが、嬉しい半面自信がない。

まあ元旦早々の愚痴はこれくらいにして。今年は大晦日の深夜、蓼科では少し雪が舞った。元旦の朝は薄っすらと雪化粧した素晴らしい朝だった。空気は澄み、きりりと引き締まって一年のスタートとしては申し分ない。

我が家の元旦は、家族全員が席につき、おせち料理を前にお屠蘇を頂く。お屠蘇を受ける人はそれぞれ今年の抱負を述べ新年の挨拶をする。この行事のために、漆器の本場木曽の平沢へ行って屠蘇器を購入してきたほどである。

3日掛かりで女性軍がせっせと用意してくれた、おせち料理もお正月の雰囲気を盛り上げてくれる。最近は出来合いの料理もチラホラと交じるが、やはり手作りに比べると味は見劣りがする。家族一同が顔を揃え、今年の抱負を述べ合うのは緊張感もあり、なかなかいいものである。

孫達はその後の「お年玉」が楽しみなのだろうが、我が家はこうして今年も目出度くスタートした。