唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
「赤カメ」はホントに売れているのか
blogには書くタイミングを逸してしまいそのままになっていたのだが、ペンタックスから色とりどり、100色ものボディーカラーを用意したSLR(一眼レフ)、K-xが発表されていた。今月16日発売とされていたK-xなのだが、発売予定のカラーのうち「赤」が予想を超える注文のため、発売日を17日に変更することがペンタックスからアナウンスされた。
ホワイトとブラック、ならびにオーダーカラー各色は当初の予定通り16日に発売されるらしい。つまり白と黒は予想通りのオーダーだったけれど、赤だけは見込み違いをしたと云うことだけれど、白と赤は標準レンズの鏡胴(レンズのボディ)も白や赤なんだよね。レンズの方の色揃えが間に合わなかったんじゃないかとは郷秋<Gauche>の予想。
しかしだ、本体もレンズも赤いSLRって、いったいどんな人が買うんだろうね。郷秋<Gauche>的にはまったく想像もできないんだけど。
今では「黒」と云うのがSLRの定番カラーになっているけれど、1950年後期 に登場したSLRは軍艦部(ボディの上部)と底は梨地にクローム、中間部分に黒い皮(本物かどうかは?)が張られるのが一般的だったが、1960年代に入ると半艶(つや)消しのブラックボディが登場する。
何故だか判りますか?ベトナムに行く従軍カメラマンがそれを必要としたのですよ。つまり、シルバーボディーのカメラが陽の光をキラリと反射したら、それで自分=味方(多くの場合アメリカ軍だな)の居場所が敵(北)側に知られ、集中砲火を浴びてしまう。だから目立たない判艶消しブラック塗装のカメラが必要だったのだな。
つまり、今では高性能SLRのファッションのように思われているブッラクボディも、実は死ぬか生きるかというシビアな要求から生まれたものだったのである。そんなカメラに赤い塗装って、郷秋<Gauche>にはまったく理解できないぞ。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、北鎌倉、東慶寺のコスモス。何だか今年はコスモスの花を見る機会も撮る機会も少ないなぁ・・・
ホワイトとブラック、ならびにオーダーカラー各色は当初の予定通り16日に発売されるらしい。つまり白と黒は予想通りのオーダーだったけれど、赤だけは見込み違いをしたと云うことだけれど、白と赤は標準レンズの鏡胴(レンズのボディ)も白や赤なんだよね。レンズの方の色揃えが間に合わなかったんじゃないかとは郷秋<Gauche>の予想。
しかしだ、本体もレンズも赤いSLRって、いったいどんな人が買うんだろうね。郷秋<Gauche>的にはまったく想像もできないんだけど。
今では「黒」と云うのがSLRの定番カラーになっているけれど、1950年後期 に登場したSLRは軍艦部(ボディの上部)と底は梨地にクローム、中間部分に黒い皮(本物かどうかは?)が張られるのが一般的だったが、1960年代に入ると半艶(つや)消しのブラックボディが登場する。
何故だか判りますか?ベトナムに行く従軍カメラマンがそれを必要としたのですよ。つまり、シルバーボディーのカメラが陽の光をキラリと反射したら、それで自分=味方(多くの場合アメリカ軍だな)の居場所が敵(北)側に知られ、集中砲火を浴びてしまう。だから目立たない判艶消しブラック塗装のカメラが必要だったのだな。
つまり、今では高性能SLRのファッションのように思われているブッラクボディも、実は死ぬか生きるかというシビアな要求から生まれたものだったのである。そんなカメラに赤い塗装って、郷秋<Gauche>にはまったく理解できないぞ。
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例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、北鎌倉、東慶寺のコスモス。何だか今年はコスモスの花を見る機会も撮る機会も少ないなぁ・・・
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