唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
今年も歌う、「一泊二日のためのミサ曲」
去年の10月26日に一泊二日のための「Kyrie」と云う記事を掲載したことを覚えておいでの方は幾人おいでだろうか。郷秋<Gauche>が企画する、年に一回一泊二日の合宿で歌う会も今年でもう7年目。むかし歌った歌を懐かしんで歌うだけでは満足できず、常に新しいものに挑戦してきたのだったが、昨年からは学生時代からずっとご指導いただいているT先生にお願いをしてミサ曲を作っていただき、そのミサ曲に挑戦している。
昨年はKyrie(キリエ)を歌った。今年はSanctus(サンクトゥス)を作っていただくことになっていたが、今日、お送りいただいた楽譜はSanctusとBenedictus(ベネディクトゥス)。SanctusとBenedictusがあるということは、プロテスタント教会では歌われることの多いKyrie(キリエ)とGloria(グロリア)だけで構成されたMissa brevis(ミサ・ブレヴィス。小ミサ曲)ではなく、Gloria(グローリア)、Credo(クレド)そして終曲となる Agnus Dei(アニュス・デイ)が加わり、形式としてはMissa solemnis(荘厳ミサ・ソレムニス)となる事を意味している。
Missa solemnisと云えば、5年を費やし1823年に完成させたベートーヴェンのMissa solemnis(ミサ・ソレムニス、荘厳ミサ)op.123が有名であるが(全曲を通して演奏すると1時間半かかる大曲である。ちなみに郷秋<Gauche>は大学3年の時に全曲を歌った)、郷秋<Gauche>たちが歌うために作曲していただいているミサ曲は全曲を通しても25分程度の作品だとは思うけれど、形式としては「Missa solemnis」である。
そんなミサ曲を今年も歌うのだが、何よりも嬉しいのは郷秋<Gauche>のようなずうずうしい教え子の求めに応え、お忙しい中、作曲してくださる先生の優しさ。毎年の合宿にお付き合い頂きご指導くださる先生のそのお気持ち。僅か一泊二日とは云え寝食を共にし、まさに師弟同行を実践してくださる、音楽教育者としての先生の有り様です。先生の作ったミサ曲が歌いたいのですとお願いし、歌えるこの贅沢!音楽を楽しむものとしてこれ以上ありえない贅沢です。T先生、本当にありがとうございます。大いに歌い、飲み、語れることを楽しみにしております。
昨年はKyrie(キリエ)を歌った。今年はSanctus(サンクトゥス)を作っていただくことになっていたが、今日、お送りいただいた楽譜はSanctusとBenedictus(ベネディクトゥス)。SanctusとBenedictusがあるということは、プロテスタント教会では歌われることの多いKyrie(キリエ)とGloria(グロリア)だけで構成されたMissa brevis(ミサ・ブレヴィス。小ミサ曲)ではなく、Gloria(グローリア)、Credo(クレド)そして終曲となる Agnus Dei(アニュス・デイ)が加わり、形式としてはMissa solemnis(荘厳ミサ・ソレムニス)となる事を意味している。
Missa solemnisと云えば、5年を費やし1823年に完成させたベートーヴェンのMissa solemnis(ミサ・ソレムニス、荘厳ミサ)op.123が有名であるが(全曲を通して演奏すると1時間半かかる大曲である。ちなみに郷秋<Gauche>は大学3年の時に全曲を歌った)、郷秋<Gauche>たちが歌うために作曲していただいているミサ曲は全曲を通しても25分程度の作品だとは思うけれど、形式としては「Missa solemnis」である。
そんなミサ曲を今年も歌うのだが、何よりも嬉しいのは郷秋<Gauche>のようなずうずうしい教え子の求めに応え、お忙しい中、作曲してくださる先生の優しさ。毎年の合宿にお付き合い頂きご指導くださる先生のそのお気持ち。僅か一泊二日とは云え寝食を共にし、まさに師弟同行を実践してくださる、音楽教育者としての先生の有り様です。先生の作ったミサ曲が歌いたいのですとお願いし、歌えるこの贅沢!音楽を楽しむものとしてこれ以上ありえない贅沢です。T先生、本当にありがとうございます。大いに歌い、飲み、語れることを楽しみにしております。
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