唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
ニコンから新しいマクロレンズが登場
「マクロレンズ」と書いたけれど、Nikon(ニコン)では伝統的に「マイクロレンズ」と呼ばれているが、要するにほぼ等倍までの出来る接写用のレンズである。補足すれば、マクロレンズは接写「用」であって接写「専用」ではないから、勿論∞(無限大)までのピント合わせが可能。だから、高解像度の中望遠レンズとして活用することも出来る。
さて、今回ニコンから発表されたマイクロレンズはDXフォーマット(APS-Cイメージセンサーを持つカメラ)専用の85mm F3.5である。ちなみに正式名称は「AF-S DX Micro NIKKOR 85mm F3.5G ED VR」と長い。
参考:ニコンのレンズ名における「AF-S」はSWM(Silent Wave Motor=超音波モーター)内臓のオートフォーカスを表す。「DX」はDXフォーマット(APS-Cイメージセンサーを持つカメラ)専用、「G」はレンズ本体に絞りリングを持たずカメラボディ側のダイヤルで絞り制御する、「ED」は低色収差レンズ、「VR」はVibration Reduction=手ブレ補正をそれぞれ意味している。
さて、今回の新しいマクロレンズの発表でニコンの現役マクロレンズは次ぎの5本となる。価格は郷秋<Gauche>独自の調査による。また順番は発売の新しい順。
1. AF-S DX Micro NIKKOR 85mm F3.5G ED VR 63,000円程度か
2. AF-S Micro NIKKOR 60mmF2.8G ED 62,700円程度
3. AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G(IF)89,900円程度
4. Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D 48,000円程度
5. Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S 89,800円程度
MF(マニュアル・フォーカス)の5番を今どき新品で購入しようと云う方は、何か特殊な事情のある方だと思うし、4番もそれに近いものと思われ、現実的な選択肢はここ3年半以内に発売された三本に限定されることだろう。3番は価格的に別格と云えるでの、迷うのは1番と2番だろう。
D700以上のユーザーは2番を選ぶことになるが、D300s以下、つまりAPS-Cセンサー搭載機のユーザーは1番、2番、どちらも選択肢となる。価格は同程度になるものと思われるるが、1番はFXフォーマット(フルサイズ)にステップアップすると使えなくなるが、VR付き。ただし開放F3.5とやや暗い。方や2番はFXフォーマットにステップアップしても継続して利用できるし開放F2.8と明るいのが魅力だがVRが付いていない。
1番と2番はなんとも悩ましいラインナップである。どうしてこんな似たようなレンズを短期間のうちに発売するのか郷秋<Gauche>にはまったく理解できないぞ。この2本で迷われる方にはメーカー純正と実力が拮抗し、かつ廉価なサードパーティー製のレンズも検討対象に加えることをお勧めしたい。マクロレンズは以前からサードパーティー各社が特に力を入れ純正以上の画質・表現力と評価の高い分野である。ちなみに郷秋<Gauche>はTamron SP AF Di 90mm F2.8を愛用している。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、こらからシーズンを迎えるチャノキ、つまりお茶の木の花。同類だから当然なのですが、小ぶりではありますが山茶花(さざんか)や椿に良く似た花を咲かせます。
さて、今回ニコンから発表されたマイクロレンズはDXフォーマット(APS-Cイメージセンサーを持つカメラ)専用の85mm F3.5である。ちなみに正式名称は「AF-S DX Micro NIKKOR 85mm F3.5G ED VR」と長い。
参考:ニコンのレンズ名における「AF-S」はSWM(Silent Wave Motor=超音波モーター)内臓のオートフォーカスを表す。「DX」はDXフォーマット(APS-Cイメージセンサーを持つカメラ)専用、「G」はレンズ本体に絞りリングを持たずカメラボディ側のダイヤルで絞り制御する、「ED」は低色収差レンズ、「VR」はVibration Reduction=手ブレ補正をそれぞれ意味している。
さて、今回の新しいマクロレンズの発表でニコンの現役マクロレンズは次ぎの5本となる。価格は郷秋<Gauche>独自の調査による。また順番は発売の新しい順。
1. AF-S DX Micro NIKKOR 85mm F3.5G ED VR 63,000円程度か
2. AF-S Micro NIKKOR 60mmF2.8G ED 62,700円程度
3. AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G(IF)89,900円程度
4. Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D 48,000円程度
5. Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S 89,800円程度
MF(マニュアル・フォーカス)の5番を今どき新品で購入しようと云う方は、何か特殊な事情のある方だと思うし、4番もそれに近いものと思われ、現実的な選択肢はここ3年半以内に発売された三本に限定されることだろう。3番は価格的に別格と云えるでの、迷うのは1番と2番だろう。
D700以上のユーザーは2番を選ぶことになるが、D300s以下、つまりAPS-Cセンサー搭載機のユーザーは1番、2番、どちらも選択肢となる。価格は同程度になるものと思われるるが、1番はFXフォーマット(フルサイズ)にステップアップすると使えなくなるが、VR付き。ただし開放F3.5とやや暗い。方や2番はFXフォーマットにステップアップしても継続して利用できるし開放F2.8と明るいのが魅力だがVRが付いていない。
1番と2番はなんとも悩ましいラインナップである。どうしてこんな似たようなレンズを短期間のうちに発売するのか郷秋<Gauche>にはまったく理解できないぞ。この2本で迷われる方にはメーカー純正と実力が拮抗し、かつ廉価なサードパーティー製のレンズも検討対象に加えることをお勧めしたい。マクロレンズは以前からサードパーティー各社が特に力を入れ純正以上の画質・表現力と評価の高い分野である。ちなみに郷秋<Gauche>はTamron SP AF Di 90mm F2.8を愛用している。
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例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、こらからシーズンを迎えるチャノキ、つまりお茶の木の花。同類だから当然なのですが、小ぶりではありますが山茶花(さざんか)や椿に良く似た花を咲かせます。
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