唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
新作ポストカード
実は、結構たくさんのオリジナルポストカードを制作している。人の迷惑も考えずに押し売りをしたりすることもあるが、各種取り混ぜてまとめて50枚程の注文を頂くこともなくはない。って、そういう奇特な人は実家の母と伯母(母の妹)くらいのものだが(^^;
自分でも頂き物の礼状や、暑中見舞いの返礼を出しそびれていた友人へのシーズンズグリーティング用に必要だったので、17日と23日に撮った写真を使ってポストカードを作ってみた。
ハガキのアスペクト比(縦横比)は1:1.48とNikon(ニコン)のDSLRアスペクト比1:1.5(通常は2:3と表記される)に極近いので、一枚の写真ならばほぼトリミング無で収まるので良いのだが、幾つに折ってもアスペクト比が変らない1:1.414(A4等の用紙)よりも若干長細いので、上のカードのように複数の写真を組み合わせようとすると、縦位置の写真の上下を若干切り詰める必要が出てくるので、多少の工夫も必要になる。
利用目的が最初から判っていれば、そのようにフレーミングすることができるのだが、大抵は撮った後で利用の仕方が考えられるので、せっかく上下ぎりぎりに配置した「重要な添え物」が切れてしまったりすることも出てくる。
それならば最初からトリミングを前提に多少広めに押さえておけば良いと云う事になるのだが、それをしだすとどうしてもフレーミングが甘くなる、つまり、テーマが不明確になり同時に撮影時の緊張感が薄れるので、それはしなく無いと云うジレンマに陥ることになる。
上のポストカードが上出来かどうかは別にしての、観念的と云うのか、理論的と云うのか、技術的な話である。
ちなみに写真左上から、小紫(こむらさき、恩田の森Now 10月17日に掲載)、残り柿(blog 10月25日掲載の別ショット)、山茶花(さざんか、blog 10月24日掲載)である。付けたタイトルは「里の秋」だが撮影場所はいずれも、一般的には都会的だと思われている横浜市青葉区内である。このミスマッチが、郷秋<Gauche>としては結構気に入っている。と、自画自賛。