唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
祝 NIKKOR 6,500万本
Nikon(ニコン)から、一眼レフカメラ用交換レンズである「NIKKOR(ニッコール)」レンズの累計生産本数が、10月初旬に6,500万本を達成したことが発表された。
ついこの間も「○,○○○万本達成」と云うニュースを聞いたような気がしたので調べてみたら、2011年(今年だ!)3月に6,000万本、2010年8月に5,500万本、2009年8月に5,000万本、2008年8月に4,500万本、2007年7月に4,000万本達成がアナウンスされていた(いずれも生産本数)。
しかしすごいのが、加速度的に生産本数が増えていることである。4,000万本から4,500本までは13ヶ月かかっていたが、5,00万本、5,500万本までは12ヶ月、6,000万本、6,500万本まではそれぞれ僅か7ヶ月で達成している。特に直近の500万本は、3.11大震災後の混乱と景気低迷の中でのことである。まさに「ニコン、恐るべし」である。
しかしだ、何故こんなにNIKKORが売れるのかと云えば、それはやっぱりD3100、D5100と云った入門機のWレンズキットが売れているからだろう。カメラが1台売れればレンズが2本売れるのだから「一粒で二度おいしい」(グリコ・アーモンドチョコレート。古過ぎ?)みたいなものだなぁ。ちなみにBNCランキング、デジタル一眼カテゴリ直近のデータでも2位がD3100のWレンズキット、3位がD5100のWレンズキットとなっている。
郷秋<Gauche>がWレンズキットを買うことはないけれど、それでも6,000万本から6,500万本までの500万本には、わずか1/5,000,000ではあるが、AF-S NIKKOR 50mm F1.4Gで貢献している。ちなみの累計での話になると、35/65,000,000程の貢献をさせていただいているようである(^^;
さて、今回の6,500万本を達成は、一眼レフカメラ用交換レンズである「NIKKOR(ニッコール)」レンズ(Fマウント)累計生産本数の話しなのだが、今後のニコンでは、レンズ交換式アドバンストカメラ「1」用の「1 NIKKOR」(1マウント)レンズの生産本数が加わることになるが、一眼レフカメラ用交換レンズである「NIKKOR(ニッコール)」と合算して一眼カメラ用交換レンズ7,000万本達成がアナウンスされるのかどうか、興味深いものである。
注:NIKKORブランドのレンズには、一眼レフ用のFマウント登場以前に、レンジファインダー用のSマウントレンズ30種程、大判用40種程(Fマウント登場以降も継続)、ライカLマウント用が15種程製造されているはずであるが、これらのレンズはどうやら6,500万本の中には入っていないようである。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、稲刈り後の田んぼで放し飼いにさるニワトリ(普通のニワトリとはちょっと種類が違うようではあるが)。こういうニワトリが生んだ卵は美味いんだろうな。