夏休み絵日記(その6)


 車山から小諸に向かう途中にある蓼科第二牧場で放牧されていた牛。両方の耳にタグが付けられている。管理番号なのだろうが、こんなものを耳に付けられて痛かったり鬱陶しかったりはしないものなのだろうか。動物虐待になるんじゃないかと思ったけれど、考えてもみれば人間の中にも好んで自ら耳たぶに穴を開けて何やらぶら下げている人もいるくらいだから、牛の耳に番号札を付けても問題ないと云う事なのだろうか。

 しかしだ、人が働いたからと云っても問題にはならないが(むしろ、働かないでいると問題視される)、猿に公園の電車を運転させたりテレビに出演させたりすると動物虐待だと云われる、人よりむしろ動物の方が大切にされる昨今だから、どうなんだろうね。人間は働くもの、動物は働かない、あるいは働かなくても良いものと云う区別があるのか。もしそうなら郷秋<Gauche>は働かなくても良い動物の方に登録変更したいぞ。

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