唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
ソニーからフルサイズコンパクト、RX1登場か?
昨日は「SONY RX1」で検索され当blogを訪れてくださった方が大勢おられたようだが、申し訳ないことに、お目当てのフルサイズコンパクトカメラRXに関する記事は無く、もう3年近くも前の、後にNEXと呼ばれることになるノンレフレックスに関する記事。(see here)に辿りつき、憤った方も少なくないものと思われる。と云う訳で、今日は無駄足のお詫び代わりに少しだけフルサイズコンパクトRX1について書いておきたい。
あちらこちらのサイトに掲載されているので既にその概要についてはご存じの方が多いこととは思うが、まだご覧になられていな方にはこちらをご覧いただくのがよろしいだろうか。要約すると、こういうカメラである。
24MP フルサイズのCMOSセンサーを持つ、
レンズ交換はできないけれど、
ツァイスのゾナー35mm f/2レンズ付いた、
マグネシウムボディのコンパクトデジタルカメラで、
価格はUS$2799である。
しかしだ、レンズ交換ができないのに28万円は高価過ぎだろう。いくらツァイスの高級レンズとは云っても、ボディに対してレンズが大き過ぎ。単焦点なのだから所謂パンケーキじゃないとバランス悪過ぎだろう。ソニーとしてはかつてのローライ35のようなポジションを狙っているのかも知れないけれど、あれは「ローライ」だったから成り立ったポジションであり、残念ながら「ソニー」があのポジションを狙うのは無理だろう。ニコンならいけると思うけどね。
そんなこんなだから郷秋<Gauche>は買わないよ、RX1。と云うか、高過ぎて買えない。28万円の予算が有るなら70-200をType IIに買い替える。
と云う訳で、今日は気の利いた小さなカメラの例。一番手前は1979年に発売された35mmフルサイズのOlympus XA。次が2009年12月発売のOlympus E-P2。APS-Cサイズのイメージセンサーを持つレンズ交換式のノンレフレックスデジタルカメラ。そして一番奥が1963年発売のOlympus Pen F。35mmハーフサイズで唯一無二のレンズ交換式一眼レフ。
Olympusのカメラを宣伝しようと云う訳では無い。フィルム(イメージセンサー)サイズとボディの大きさはあまり関係が無いと云う事を云いたい一枚なのだ。受光面積が一番大きい(35mmフルサイズ)のXAが圧倒的に軽量コンパクトなのである。RX1もパンケーキサイズのレンズにすれば多少なりともXAに近づけるかもしれないな。