唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
運も実力の内 ― イタリアGP雑感 ―
前線スパ・フランコルシャンでは、せっかくものにしたフロントローだと云うのにグリッド後方からスタートしたマシンのクラッシュに巻き込まれレースを台無しにした。フロントローからのスタートの何が良いかと云えば、後方で起こる可能性が大きい接触事故に巻き込まれることがないことがあげられるわけだが、あれじゃあ予選2位の意味がまったく意味がない。
イタリアGP、予選13番手の同僚が2位表彰台をものにしたと云うのに、8番グリッドスタートの小林は先行するマシンのリタイヤに助けられての9位フィニッシュがやっと。
たまさかの、まったくの不運で良い結果を得られなかったと云う事はある。スパ・フランコルシャンでのフェルナンド・アロンソが良い例である。しかしだ、毎戦毎戦、「上手い具合に」たまさかの不運が続くなどと云うなどということはあり得ない。もし、毎戦毎戦上手い具合にトラブルが続くのだとすれば、それはもうトラブルを呼び込む実力を身に付けたドライバーだと云う事だ。
残念ながら今の小林可夢偉は、「毎戦トラブルを呼び込む実力を身に付けたドラーバー」と評する他はない。まったく残念で不本意な結論だが、郷秋<Gauche>は自信をもって今の小林をこのように評価する。いや、この評価が間違っている可能性も大いにある。でも、この評価を覆すためにはシンガポールGPからの少なくとも3戦、毎回表彰台を狙える程のレースを続けることが必要である。これまた実に残念だがそれは叶わぬことだろうなと、予想が裏切られることを願いながら書いておく。
例によって記事本文と何の関係もない今日の一枚は、8月30日に撮影した郡山布引高原風力発電所。Facebookには当日中に掲載していたが、Facebookをお使いではない方のために遅れ馳せながらの掲載。ちなみに33機の風車による総発電量は6600kW。33機束になっても小型原発の1/10程度の発電量ではあるが、環境負荷が限りなくゼロに近いことは云うまでもない。