唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
文科省が小学校4年生以下の英語必修を検討
昨年度から小学校5・6年生に対する週1回の英語の授業(正確には「外国語活動」と云うらしい)がスタートしたばかりだが、文科省はグローバル化が進む中で英語の早期指導へのニーズが高まっているとして、小学校4年生以下の英語必修を他教科に先駆けて検討するために、2013年度予算の概算要求に調査研究費2500万円を計上したとのニュース。専門家会議が2013年度中にまとめる報告を踏まえ、2014年度にも中央教育審議会に諮問。次の学習指導要領の実施に合わせ、小学校4年生以下でも必修化したい考えとのこと。
中学・高校と6年間も勉強したのにさっぱり使い物にならない(郷秋<Gauche>を含め)多くの日本人の英語。これがために日本のグローバル化が掛け声だけで一向に進展しないと云われている訳だが、ようやく文科省も本腰を入れ始めたと云う事か。
これまでの中・高6年間の英語教育が実質的な効果をあげて来なかったのは、英語を使う必要性が無かったからとも云える。しかし小学生の時から国境の無いインターネットに接し、その共通言語である英語に触れる機会が格段に多くなる今の子どもたちは、誰に云われることなく英語運用能力の必要性を自ら感じているのではないかと思う。
さっぱり使い物にならないと云われる日本人の英語ではあるが、Facebookにおいては日英両国語を使い分け、あるいはドイツ語やフランス語、ハングルで記事を書いている日本人を少なからず見かける。Facebookを特殊な環境と見るのか、あるいはネット上には国境がないのだから当然だと見るのかによって解釈はいろいろあるとは思うが、今の小学生・中学生はインターネットを使う為に否応なしに、あるいは自ら進んで英語の勉強をすることになるんだろうな。
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