二十日は台風6号の影響で、新潟県はフェーン現象に見舞われ、柏崎市でも三十七度近い気温を記録したという。雨が降ると思っていたのに、台風は九十度進路を変えて、新潟に耐え難い暑さだけを残していった。
午前中は工業高校の実習室で取材。冷房なし。扇風機はあるが、密着しなければ何の効き目もない。窓のそばにいると耐えられない。首に巻いたタオルで顔を拭くが、すぐに汗だらけになる。二時間耐えた。一日中冷房なしで授業を受ける高校生達は立派だと思った。
家に帰って、かまどのような熱気のこもった台所で昼食をとり、その後ギャラリー「十三代目長兵衛」の前山忠展へ。ここで中庭に出てインスタレーションを鑑賞したのがまずかった。帽子もかぶらず、炎天下直射日光にさらされた。
その後、人と会ってしゃべろうとするが、酔ったときのように、うまくろれつが廻らないことに気づいた。やばい。危ない。どうも熱中症になりかかっていたようだ。水分をとって冷房で体を冷やすが、なかなか体調が戻らない。結局夕方に予定していた取材をやめにすることにした。
夕食の時もほとんど食欲がなかった。普段は熱くなればなるほど食欲が増す方なのだが、尋常ではなかった。やっぱり齢なのかな。
午前中は工業高校の実習室で取材。冷房なし。扇風機はあるが、密着しなければ何の効き目もない。窓のそばにいると耐えられない。首に巻いたタオルで顔を拭くが、すぐに汗だらけになる。二時間耐えた。一日中冷房なしで授業を受ける高校生達は立派だと思った。
家に帰って、かまどのような熱気のこもった台所で昼食をとり、その後ギャラリー「十三代目長兵衛」の前山忠展へ。ここで中庭に出てインスタレーションを鑑賞したのがまずかった。帽子もかぶらず、炎天下直射日光にさらされた。
その後、人と会ってしゃべろうとするが、酔ったときのように、うまくろれつが廻らないことに気づいた。やばい。危ない。どうも熱中症になりかかっていたようだ。水分をとって冷房で体を冷やすが、なかなか体調が戻らない。結局夕方に予定していた取材をやめにすることにした。
夕食の時もほとんど食欲がなかった。普段は熱くなればなるほど食欲が増す方なのだが、尋常ではなかった。やっぱり齢なのかな。
(越後タイムス7月22日「週末点描」より)