弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

新成人の8割「日本変えたい」と橋下氏の「政治参加と金」発言

2012年01月11日 | 政治、経済、社会問題

9日は成人の日。
成人の日は1月15日と決まっていた人間には、年替わりの
成人の日になかなか馴染めません。

インターネット調査では、新成人の8割が日本を変えたいと考えていることが
わかったようです。
一方、日本の未来は暗いとの回答はこれまた8割。
理由としては「リーダーシップをとるべき人が将来ビジョンを提示できていない」
「日本の経済成長は見込めない」などであるという。
多分、新成人の8割がこのままではいけないという焦りのようなものを持ち、
では、どうすべきかについて、真のリーダーを求めているということだと、
私は分析します。
しかし、リーダーを目指すなど、積極的に関わるかという点では、あまり明確では
ないようです。

これでは、日本は変わりません。

さて、例の橋下市長は成人式の祝辞で、
「政治に無関心だと、(若者に)お金は全然回ってこない。
自分たちに回ってくるように、政治に参加してもらいたい」と
呼びかけた、ということです。
彼一流の表現の仕方ですが、核心を突いていると感心しました。
そして、その通りだと思います(もちろん、これは政治に限ったことではありませんが)。

新成人のみなさん、こうしたい、あーしたいということを
どしどし発言してください。
発言の場は、現実の政治の場でも良ければ、SNSでもいいと思います。
発言し、要求し、実行していかなければ、存在はないのと同じです。

折角の成人の日です。単に選挙権を取得したというだけでなく、実効性の
ある選挙権の行使についても考えるきっかけにと期待します。

・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

暮れには、枝だけしか見えなかった梅が咲きました。
微かですが、早春の香を運んでくれています。我が家の玄関の日だまりに。

コートを脱いで颯爽と、と言いたいところですが、しっかりとコートに身を包んで
久しぶりに出勤です。
心の中に「春」をおさめて・・・・