弁護士太田宏美の公式ブログ

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一体改革に政治生命? 増税以外に何をするつもりか全然わからない!!

2012年01月16日 | 政治、経済、社会問題

15日日曜日、産経新聞朝刊によると、
野田首相は一体改革に政治生命をかけると発言がありました。

今、増税しなければいけない。 そうしたいということは分かった!!

でも一体改革のうち、行政改革、政治改革は何をやるの?
何も具体的なことは言わない!! それでは何をしたいのかわからない!!!

私は何度もいっていますが、増税は簡単です。それこそ、猿でもできるのです。
税率を決めれば後はほおっておいてもできるのです。
問題は行政改革、政治改革の方です。
こちらは、やることがいっぱいですから、何からどのようにやるかを決めなければ
いけません。
増税が決まってから考えますでは、一体改革ではありません。
行政改革、政治改革については、野田首相が何をするのか、
聞いたことも見たこともありません。
命をかけて何を改革したいの???全くわかりません。
もういい加減に言葉の遊びは止めにしてほしいです。

こういうやり方は、国民をだますものです。詐欺のようなものです。
増税をするために詐欺まがいのやり方は絶対に間違っています。

これも何度も言っていますが、政治改革のうち一番簡単なのは国会議員の歳費の
削減です。これに反対するのは誰もいません。ただし、当の議員さん以外はですが・・
国民に痛みをというのであれば、まずは自ら実践すべきです。
歳費削減に対する賛否をもって、議員の本気度の踏み絵にしてはどうでしょうか。
これができないようでは、何ができるというのでしょうか。

ほやほやの岡田副首相によれば、歳費削減を「検討しなければならない」というが
「やらなければいけない」いや「まずやります」であるべきではないでしょうか。

私は今の一体改革には大反対です。増税だけで、はい一丁上がりに決まっています。

さてまた、橋下大阪市長について「一人のスターを仰ぎみるような政治は良くない」
と発言したようですが、自信のなさの現れです。
首相は、その地位にあることによって、みんなから特別扱いされています。
橋下市長の注目度はおそらく首相の足元にも及ばないのではないでしょうか。
橋下市長が注目されているのは、彼の政策やその手腕に対して期待している
からです。
首相は権限があるのですから、国民が期待し、仰ぎ見るような政策を出し、
リーダーシップを発揮したらいいだけです。
そうすればみんなが「スターを仰ぎ見るように」見てくれるでしょう。
この発言は要は、能力がないこと、やる気がないことを自ら認めたということではないでしょうか。
橋本市長は、自らの信念基づいて、一人でも行くという姿勢で臨んでいます。
天下の首相が一地方公共団体の長に嫉妬しているとみられる発言をするなど
みっともないです。
リーダーシップを発揮してください!!
この時代に「どうじょう」が相応しいかどうか????

政治家の器が、またまた、小さくなりました。
日本の首相は猿でもできるようになった・・・・

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元気キレイWOMAN太田宏美の自由で健康で幸福を持続させる法則



これは何日か前に撮ったものです。
早朝の明け始めたころの微妙な色の空に残っている大きな月です。
一瞬、大自然に包まれた、厳粛な気持ちになりました。
大きなエネルギーを体中に取り込んだようです。