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モンレアーレ、世界一の金のモザイク

2015年04月23日 | 日記

モンレアーレはパレルモの郊外(8キロメートル)にあります。
パレルモへ行ってモンレアーレを見ないのは驢馬(愚か者の意)の旅の如し
と言われているとのこと。
小高い丘の中腹にあります。
黄金盆地(コンカ・ドーロ)と呼ばれる平原を見下ろしています。

  

見どころは大聖堂です。
ノルマン王のグリエルモ2世が強大になりすぎたパレルモの大司教の権勢を
削ぐためにパレルモの近くに別の大聖堂と修道院を築いたといわれています。
モンレアーレの町の名前は王の山(Monreale)=Monte(山)+Reale(王の)
に由来しています。
1174~1183年にかけて聖母マリアにささげる教会として建設されました。 

正面です。

    

入り口は横側にあります。そこに大聖堂をささげるグリエルモ2世と聖母マリアの像が対面する形
であります。

        

大聖堂の最大のみどころは、壁面を覆い尽くす金地モザイクです。
現存する教会の中で、モザイクの装飾面積は世界一で6300㎡に及びます。
ちなみに2番目はヴェネチアのサン・マルコ寺院とのことです。 

まずは中央アプス天井の「万能のキリスト」です。

     

豪華で圧倒されます。これらモザイク絵は創世記、旧約聖書、新約聖書の物語が
描かれています。 

     

       

天井です。

      

グリエルモ1世、2世のお墓もあります。

      

      

イスラーム様式の影響を受けた床の大理石と斑岩の模様も一見の価値ありです。 

      

後陣の外観(アラブ・ノルマン様式の典型)も素敵です。

      

修道院付属回廊も是非みたいものです。

規模が大きいこと(47m×47m)、周囲の廊下を支える228本の円柱が有名です。

      

2本の柱が1組となっていること、1本1本の柱のデザインが異なっていること、
円頭にも異なる彫刻がついていることなどがみどころです。 

     

片隅に噴水があります。優雅な雰囲気の空間です。

      

見上げると大聖堂と山が見えます。

     

時間が止まったような感じでした。 

      

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モンレアーレではデジカメではなく、アイフォーンで撮りました。
パソコンがアイフォーンを認識せず慌ててしまいました。
結局アイフォーン専用のUSBケーブルが故障したことが原因とわかりました。
USBケーブルが故障することがあるんですね。 
アイフォーン本体の故障なくホッとしましたが、対応にほぼ一日を使いました。