趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
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遅すぎる対応

2009年09月29日 12時27分38秒 | 気になるニュース
風力発電の町、エコだけど「低周波音」の悩み

エコブームを追い風に普及する「風力発電」や、空気中の熱を利用して湯を沸かす省エネタイプの「家庭用給湯器」。環境にやさしいはずの機器から「低周波音」が出ているとして、不調を訴える人が相次ぎ、環境省が調査に乗り出す。一体何が起きているのか。

 静岡県東伊豆町。相模湾を望む山腹に住宅が立ち並び、谷を隔てた隣の尾根に10基の白い風車が立つ。支柱の高さは65メートル、羽根の直径は77メートル。巨大な風車群は町のシンボルだが、住民の川澄透さん(79)は「試運転が始まってから、船酔いのような症状が出て、夜中に何度も目が覚めるようになった」と憤る。近隣の30人ほどが同じような体調不良に悩むという。

大手造船重機メーカーの元技術社員で、在職中、騒音問題にかかわったことから低周波音の問題にも詳しい成蹊大非常勤講師の岡田健さん(65)は、「国は低周波音が人に影響を及ぼす仕組みを解明し、低周波音を出す機器を設置できる場所を制限すべきだ」と訴える。

 こうした声や苦情の増加を受け、環境省は今年度から愛媛、愛知両県の風車の周辺で、低周波音と住民の健康状態の因果関係を調べることを決めた。冬場の風の強い時期に、風車からの低周波音を測定し、住民の声を聞き取る方針だ。

 「これまで環境省は、我々が低周波音の被害を手紙で伝えても、現地に来ることもなく、実態を調べようとしなかった。今度こそ、苦しむ声に謙虚に耳を傾けてほしい」。川澄さんはそう話した。(木田滋夫)

以上読売新聞記事より。

今更何を言っているのか? 風力発電による低周波の健康被害はヨーロッパではすでに10年以上も前から問題になっている。

やっとマスコミが取り上げる段階まで来たか・・・

高圧電線の付近や変電所付近の問題など、経済優先だった政策から、やっと自然や生物優先の政策に変わろうとしているのか?

変わらなければ、自分達が危ない事にやっと気がついたか・・・。

これまで無視して来た分、対応の問題が指摘されるだろう。

以前にも取り上げたが、インドでは携帯電話の基地局の電磁波に害があると言う報告もすでにある。

同じ過ちを繰り返して欲しくないものだ。新政権への期待は大きい。


コメント (2)
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