今日で3日連続の雨模様の天気の当地です。 洗濯物が乾かないと悩むのは僕だけではないでしょう。
おまけに季節はずれの高温状態。なので石油ストーブ乾燥などしたらば部屋の中が熱帯のジャングルになってしまう。
そうなるとエアコンor除湿機が駆動という話になるのですが、値上がり目前の電気料金。
エアコンか除湿機か、ほんとのところどちらが電気を使わないのか検証してみた。
これは、実験室のデータではありません。現実の使用環境のデータです。
昨日は外気温19度。エアコンの設定温度は18度で暖房運転。メーカーデータでは定格消費電力380w
インバーター制御で170w~1000wの幅あり ←ここが味噌。
除湿機は設定温度は不可。設定できません。 定格消費電力は240w。インバーター制御ではないのでコンプレッサーが動いている間は電気食います。
部屋の広さは変則の10畳。6畳と約5畳のキッチンの両方を除湿。完全に繋がってないんで扇風機で空気を拡散。
さて結果は
①がエアコンを1時間起動。電源入れてからだから、初期のコンプレッサー始動電流も含む。
②が除湿機を2時間起動。コンプレッサー動きっぱなし。
結果はグラフ通り。 昨日今日位の外気温ならばエアコン暖房の方が除湿機よりも省エネである事が判明。
たぶんそうだろうとは思っていたが、カテエネのデータが裏付けた形だ。あくまでもカテエネのデータが正確なら。
推測だが、エアコンの起動は外気温と室内温度の差をマイコンが把握してインバーターが制御する。
なので、室内設定温度と外気温差が少なければコンプレッサー起動時間は最小限となり、電気を消費しない。
かといって一旦コンプレッサーが起動すれば、その能力は大きいので、乾燥させる力は除湿機の比ではない。
たとえるなら、原付と普通車が30キロくらいまでは競争できるが、それ以上は歯が立たないと同じだ。
まとめ。
この時期。あくまでも外気温が18度~23度くらいの時期ならば、洗濯物乾燥はエアコンの方が電気を食わないと思われます。
もちろん個々のご家庭の使用環境(家具の配置や部屋の容積、断熱性などなど)や自然環境の違いでかなり変わって来ると思いますよ。
おそらくですが、梅雨の時期ではデータが変わってくると思います。梅雨の時期に、このブログで検証結果をのっけるつもりです。
大切な事は、ご自身で文明の利器を適切に使われる事ではないでしょうか。そのためには個々の環境での検証も大切。家は良くても、他の家では同じ結果にはならないでしょう。
2人~3人の1日分の洗濯物ならば、エアコンで2時間。除湿機なら3時間といったところでしょうか。
今回の検証で、エアコンが電気を食わない期間(条件)があるという事がわかりました。カテエネに感謝