趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
時に妄想も書いたりします。時々趣味の写真もUPします。

微妙すぎるサラダオイルランタン

2019年12月18日 12時35分57秒 | 節約アイテム
九州なのどの西日本(特に太平洋側)は南からの暖かい気流の影響で今日は4月上旬の陽気だとか。当地はまったく関係はないのですが、やはり目に見えない影響が出ています。 それは記事の後半で書きます。

さて、やっと念願のサラダオイル(捨てるはずだったを利用)ストーブ(現在はランタン)のひな型が完成しました。

結論から書きますと、めちゃくちゃ難しいです。 防災関係のHPなどで停電時の明り取りの選択の一つとして推奨されているようですが、ハードルはかなり高いです。

一般的なアルミホイルとテッシュを使う方法は今回は特に書きません。 アルミホイルでは支えとしては少し弱いので。

実際の停電の時にどれくらい役立つのか? 果たして簡単にできるのか?という意味も含めて考えていました。

僕の場合は菜園での簡易暖房に使う事も視野にいれているので少し大き目です。材料はすべて身の回りにあるものを使いました。

まず停電時に使えるか?なんですが、使えるようですが、気温に大きく左右されます。

サラダオイルは粘性が高い(つまりサラサラではない)ので、気温が低いと粘性も上がり、テッシュペーパーでは吸い上げ能力が低い。 所が今日くらいの気温(現在18度)だと、粘性が下がり、吸い上げ能力も上がって同じようなやり方でも炎が大きくなります。

サラダオイルストーブを安全に使うためには、
①気温
②灯芯の太さと素材
③燃料(サラダオイルとの距離)の粘性の問題←思った以上に微妙
④非常時は別として、炎とすすの関係 ←室内で燈明として使うにはすすの問題もあります。

非常時に本当に何も他の手段が無い場合には、選択肢の一つとしてはあるのかな?位に考えた方が良いのですが、僕は廃棄するサラダオイルを最後まで使ってあげたいので、常用使いとしてどうやったら安全かつ最適に使えるかを追求しています。

そんなかんなで出来たひな型の写真がこちら


明るさは、少し大きめのロウソクという感じです。 

灯芯に本当に苦労しました。 テッシュではこの方法(写真のような)だと直ぐに火が消えてしまいます。

ポイントは芯のホルダーです。 灯芯に麻の紐を使ってフロート芯方式を考えられた方も見えます。

ここからが問題。昨日は非常に調子が良かったのですが、今日は気温の上昇と共にサラダオイルの粘性が下がり、

炎がことのほか大きくなって、すすも発生。 炎が小さければすすはまったく発生しなかったのですが・・・。

なので工夫の余地(室内で常用する為には)がまだまだかなりあります。

点灯時間は今のやり方で、軽く6時間を超えました。超えましたが、灯芯の周りに黒い塊(おそらく不純物の燃えカス)が発生して来て、取り除かないと炎はかなり弱くなります。

油で灯明にするなんて、江戸時代では当たり前だったのに・・・まてよ江戸時代は灯芯に何を使っていたのか?を調べて驚きです!

なんと、葦簀の髄を使っていたそうで。なーるほど、でも使い方がまったく違います。 興味のある方は行灯とか灯明使い方で調べて見てください。

そもそも灯芯も自分の手作りですからね~サラダオイルストーブは燃料の成分が安定していないので、相当ハードルが高いです。野外で使う分にはこのままでも十分ですけどね。

注意・・・新品のサラダオイルなら問題ないのでしょうが、それでは廃物利用にならないのでね。

室内で、安定した炎(すすも発生しない)となると・・・難関ですw。気長に改良します。
コメント
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