趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
時に妄想も書いたりします。時々趣味の写真もUPします。

かつらの木って?

2020年10月08日 15時40分59秒 | つぶやき
僕はあまりTVは見ないのですが、今放映されている国営放送の朝ドラは見てますよ。
その中で、「愛染かつら」の歌が出て来たのですが・・・。

ただ「予科練」という響きには非常に言葉に言い表せない何かがあります。
何せ亡き父は予科練に入隊してますから・・・。幼少期に父から予科練式教育を受けました。亡き兄はさらに厳しくやられてました・・・。今夜も始まった・・・僕は押し入れに隠れて耳を塞いでました。後に押し入れが僕のお気に入りの場所(安全な隠れ家になったのですけどね)。そんな光景を毎日のように見ていたらそりゃひねくれますわな。宿題をやらなかったり、問題を間違えたりしたら酷くやられました・・・。

酒が入ると、国家権力の恐ろしさ、戦争の悲惨さ、毎日のように聞かされましたね。 酔えば正座に、今では考えられない程のDVですよ。意識を失うまで殴られましたね・・・。何度死のうと思った事か・・・。そりゃ性格も歪みますわな。家族団らんの食事と言うのは心のどこかに蟠りが今でもあります。ですから宴会は大嫌い!酒も大嫌いです。
一般的に予科練は志願して向かったように言われていますが、とんでも無い。 戦争も末期になると配給も滞り、兄弟が多い家庭からは、今でいう所の空気ってやつで、予科練に志願する若者も多かったようですよ。要は口減らしです。当然生きて帰れば不名誉。 父の場合は終戦で戻ったようですが、今思えば、非常に辛い青春時代だったようにも思えます。

一度命を捨てる覚悟をした人間は、一つスイッチが入ると手が付けられない・・・。そんな家庭で生まれ育った僕。
考えれば考えるほど辛くなります。 もしかすると網膜剥離しやすい目も、幼児期に受けた虐待が原因かも知れません。ヘビースモーカーだった父。近寄るのも嫌でした。思い出したくもない暗い過去です。幼少期の体験がいかに人の心に多大な影響を与えるか・・・身を持って体験しましたよ。生涯忘れる事は無いでしょう。同じように父親に予科練体験者を持つ方と話をしましたが、確かに厳しかったが殴られることは無かった。とおっしゃっていました。 ま、僕の運命だったのでしょうね。

さて超暗い話はそれくらいにして、そのドラマの中で、「愛染かつら」の話が出てきました。何故か愛染かつらの歌も聞いた事があるし、題名も聞いた事はある。なんでだ?僕はそんな時代に生まれたか?と思って調べたら、昭和30年代に原作のリメイクドラマがTV放送されていたようで、きっとそれを聞いた記憶があるのでしょうね。 さらに、そのタイトルの「愛染かつら」ってなんだろう?と疑問が浮かぶ。
普通に「かつら・・・頭にかぶるやつ」と今日まで思ってましてね、さらに「愛染」って人の苗字だと思ってましたよ。だから、主人公か何かが愛染さんで、その「かつら」に関するドラマなのかなぁ~位に思ってました・・・。まったく興味が無かったのですんません。何せ僕は、数年前まで、「さよならと書いた手紙♪」有名な堺正章さんの歌ですが、「さよなら 東海たてがみ♪」と思ってましたから(笑い)。当然、「東海たてがみさんという方に、さよなら」という歌なのかな?位にずっと思ってました。←無知なおっさんです。

で今日調べて驚きです。 まずドラマのタイトル「愛染かつら」は原作者が名付けたタイトルで、その由来は、
『長野県上田市別所温泉の北向観音境内に生育するカツラの巨木(雄株)である。』と。wikiからです。

ここでさらに疑問・・・「かつらの木」って何?? 漢字だと「桂の木」になるらしい。
え?桂三枝の桂??? 苗字にもなってるわ・・・知らなかった。

ひえ~ってもんで、桂の木があること自体を知らなかった僕・・・悲しい。 日本の山に普通に自生している木みたいで紅葉シーズンには、どうやら甘い香りがするらしい。そんな木あんのかなぁー?日本人なのに日本の事をナーンモ知らない無知さ加減。 ちなみに友人も知りませんでしたけどw。しかも偶然なんですが、紅葉した桂の木の枝葉らしき画像をパソコンの背景に使ってました・・・重ね重ね恥ずかしい。 

そんなわけで、今日は「愛染かつら」から色々な発見がありました。

皆様におかれましても、紅葉シーズンで山歩きのついでに探して見てはいかがでしょうか。
コメント (3)
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