バージョン20H2に関しての話題が続きますが、設定画面よりシステムの表示が出来なくなった件は、重大インシデントとして、エラー情報が送信されているもよう。
また、コントロールパネル経由でシステム画面を開いたところ、従来の画面ではなく、本来設定画面経由で開らかれるべき画面が表示された。今後はこれがデフォルト画面なのだろうか?
問題はここから、そのテーマに書かれている表題が驚きだ。その写真がこちら
(写真はバージョン20H2のシステム画面の右上の部分の拡大です。)
何と、PCは監視されており、保護されています。と書かれている。
保護に関しては、Windowsセキュリティも有料のウイルス対策もしてあるから理解出来ますが、「監視」という表現は頂けない。
言葉通りに受け取れば、パソコンを監視してますよと受け取れるな。
入力される文字も、一時的にパソコンに取り込むデータも写真も、監視されているという事のようだ。
誰がどんな目的で監視しているのか?そこが問題なんですが、おそらくその部分を掘り下げると、規約を事細かに理解するという話になるので・・・問題は複雑だ。
この部分は監視が必要。この部分は除外が可能。その線引きは? そして、倫理規定は?
単なる表現的な問題(和訳の問題)なら良いのですが、昨今のSNS上の削除問題や、誹謗中傷など、センシティブな事柄が満ちている現代社会ですわな。
どうもそのまま受け止めた方が良さそうです。 監視社会の到来ですな。
別段悪いことなど何もしてないと言うあなた! AIはプログラム通りに仕事をするだけです。
その判断基準はユーザーには無いって事です。
文字通り、「お使いのPCは監視されており、保護されている」となるわけです。
しかし、人間も同じように監視され、保護されているのです。目に見えない世界からね。
仮想空間の方が、よりリアルに監視と保護が行われるようになったと解釈すべきなのでしょうね。
バージョン1909では、どこにもそんな文言は表示されなかったので、ユーザーへのある種の警告とも捉えることができるかもしれない。