後期高齢者医療制度や障害者自立支援法を考える「長崎市民フォーラム21」(生活総合支援センターおたくさ主催)が十一日、長崎市興善町の市立図書館新興善メモリアルホールであり、市民ら約九十人が基調講演やパネル討議に耳を傾けた。
県民主医療機関連合会の永田勝美事務局長が同制度の概要などについて講演。「今後七十五歳以上のお年寄りが増えれば医療費も増え、将来的にはお年寄りの負担増は確実」などと同制度の問題点を指摘。「自治体は制度についてもっと詳しく説明すべき。その上で不安な部分があれば、私たちは自分たちから声を上げ、暮らしを守らないといけない」と話した。
パネル討議で、自立生活センター「よかよか長崎」の立石好子さんら四人が同法の課題や介護の現状について話した。立石さんは「外出の際は公共の交通機関を利用しなければならず、体力的にも限界。必要な治療を受けられない障害者もいる」と障害者に配慮した地域づくりの推進を呼び掛けた。
県民主医療機関連合会の永田勝美事務局長が同制度の概要などについて講演。「今後七十五歳以上のお年寄りが増えれば医療費も増え、将来的にはお年寄りの負担増は確実」などと同制度の問題点を指摘。「自治体は制度についてもっと詳しく説明すべき。その上で不安な部分があれば、私たちは自分たちから声を上げ、暮らしを守らないといけない」と話した。
パネル討議で、自立生活センター「よかよか長崎」の立石好子さんら四人が同法の課題や介護の現状について話した。立石さんは「外出の際は公共の交通機関を利用しなければならず、体力的にも限界。必要な治療を受けられない障害者もいる」と障害者に配慮した地域づくりの推進を呼び掛けた。