きょうされん:府支部30周年式典 障害者が当たり前に働き、暮らせるように /京都
府内の共同作業所で構成する「きょうされん京都支部」(旧称・府障害者共同作業所連絡会)の結成30周年記念式典が17日、下京区の「ひと・まち交流館京都」で開かれ、利用者や職員ら約200人が参加した。
6作業所で同連絡会を設立したのが78年。現在、会員作業所・施設は91カ所を数える。
あいさつした粟津浩一支部長は「働く権利の保障」に応えてきた歴史を振り返る一方、障害者自立支援法(06年度施行)による利用者の原則1割負担制が「多大な困難をもたらしている」と指摘。「障害のある人たちが当たり前に働き、暮らせる社会の実現を目指し、引き続き全力で取り組む」と決意を語った。
式典の第2部では、脚本・ジェームス三木、大路恵美、ベンガルら出演の「ふるさとをください」の試写会があった。障害のある人がクリーニング店を始める物語で、6~9月に府内11カ所で上映予定。同支部は「試写会を見た人が上映個所を増やしてくれれば」と期待している。問い合わせは同支部事務局(075・323・5321)。
府内の共同作業所で構成する「きょうされん京都支部」(旧称・府障害者共同作業所連絡会)の結成30周年記念式典が17日、下京区の「ひと・まち交流館京都」で開かれ、利用者や職員ら約200人が参加した。
6作業所で同連絡会を設立したのが78年。現在、会員作業所・施設は91カ所を数える。
あいさつした粟津浩一支部長は「働く権利の保障」に応えてきた歴史を振り返る一方、障害者自立支援法(06年度施行)による利用者の原則1割負担制が「多大な困難をもたらしている」と指摘。「障害のある人たちが当たり前に働き、暮らせる社会の実現を目指し、引き続き全力で取り組む」と決意を語った。
式典の第2部では、脚本・ジェームス三木、大路恵美、ベンガルら出演の「ふるさとをください」の試写会があった。障害のある人がクリーニング店を始める物語で、6~9月に府内11カ所で上映予定。同支部は「試写会を見た人が上映個所を増やしてくれれば」と期待している。問い合わせは同支部事務局(075・323・5321)。