ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

太陽展:障害者たちの絵画作品並ぶ−−瑞浪 /岐阜

2013年08月26日 02時17分00秒 | 障害者の自立
 生まれた時にダウン症の宣告を受けながら、家族や周囲の人たちに支えられ、絵画の世界で活躍している有賀宣美さん(33)=多治見市幸町=と、メキシコの障害児たちの作品を展示した「太陽展」が、瑞浪市明世町戸狩のミュージアム中仙道で開かれている。9月8日まで。

 宣美さんは1980年、父裕一さんと母韶子さんの5番目の子どもとして生まれた。直後に「ダウン症で余命1週間」と宣告された。しかし、両親や4人の兄姉の温かい家庭環境の中ですくすくと育ち、県立東濃養護学校中等部を卒業して「太陽」や「花火」など、ダイナミックな色彩とデザインで描いた油絵やクレヨン画などに取り組んできた。

 会場には、裕一さんが制作し宣美さんの絵を写した陶芸作品や宣美さんの絵に韶子さんの詩を添えた作品が並び、家族の愛情に包まれた展示会になっている。また、NPO法人「アートキャラバン〜太陽の子どもたち」(吉田陽色代表)が指導しているメキシコの障害児らの絵画作品も並び、会場は温かい雰囲気に包まれている。入館料200円、26日と31日、9月2日休館。問い合わせは同館(0572・68・0505)へ。

毎日新聞 2013年08月25日 地方版

「寄り添い弁護士」試行へ 累犯障害者の社会復帰支援

2013年08月26日 02時14分07秒 | 障害者の自立
 障害がある人が逮捕されてから社会復帰するまで、弁護士が定期的に面会したり、法的な手続きを代行するなど継続して支援する「寄り添い弁護士」という厚生労働省のモデル事業が始まる見通しになったことが24日分かった。罪を繰り返す「累犯障害者」の新たな支援策として注目されそうだ。

 厚労省の本年度の「社会福祉推進事業」で、社会福祉法人南高愛隣会(雲仙市)と長崎、東京、神奈川、大阪、宮城の弁護士5人が協力して取り組む。

 弁護士が障害のある刑事被告に国選弁護で付いても、判決後は関係が途切れることが多い。しかし家族も支援してくれる人もいない累犯障害者もおり、逮捕されてから社会復帰するまで切れ目のない支援の必要性が指摘されていた。

 ▽服役中の受刑者に定期的に面会し、障害特性に配慮した処遇などを刑務所に要請▽仮出所のための上申書の作成▽出所後、福祉機関と連携しながら障害者の多重債務の整理、生活保護の申請-などの業務を想定している。

 有識者の検討会も設置し、具体的な役割や制度化に向けた方策を探る予定。

 「寄り添い弁護士」に参加予定の黒岩英一弁護士(長崎市)は「この取り組みが広がれば、累犯障害者の問題を知らない弁護士の意識を高めることにもつながる」と話した。

 南高愛隣会の田島良昭理事長は「累犯障害者を継続して見守ることができるのは、法曹三者では弁護士だけ。果たすことができる役割は大きい」と強調する。

2013/08/25 15:55 【長崎新聞】

障害者自ら災害に備え避難所生活体験 伊予市

2013年08月26日 02時09分23秒 | 障害者の自立
 身体障害者が災害時の避難生活を体験する宿泊型防災訓練が24日から、1泊2日の日程で愛媛県伊予市中村の北山崎小体育館であり、県内の身体障害者や福祉関係者ら約50人が避難所での課題を洗い出した。
 大規模災害時に障害者自身や周囲が必要な行動を理解し、防災対策の充実を図ろうと県身体障害者団体連合会が初めて開いた。
 24日は同会担当者が、段ボールやミカン用キャリーなどを利用した簡易ベッドの作り方を紹介。参加者は「手すりがないと起き上がれない」などと意見を述べ、強度や寝心地、車いすから移動が可能かどうかなどをチェックした。


【写真】キャリーを使った簡易ベッドの強度や寝心地を確認する参加者

愛媛新聞-2013年08月25日(日)

詩を朗読や手話で発表、障害者の思い伝える コンサート衣替え、徳島で第1回開催 /徳島

2013年08月26日 02時03分26秒 | 障害者の自立
 障害者の思いを詩にして伝える朗読会「第1回やまびこの詩」が24日、徳島市沖浜東2の市ふれあい健康館であった。公募で選ばれた、身体や精神に障害を持つ人たちが書いた15の詩を、朗読や手話で発表。高校生などのボランティアが情感を込めて読み上げると、会場からは大きな拍手が送られた。

 昨年12月、障害者の詩に曲をつけて披露する「やまびこコンサート」が資金難により、30年の歴史に幕を下ろした。運営する県ボランティア協議会には存続を望む声が多く寄せられ、今回、朗読会に形を変えて開催することになった。

 養護学校で入った茶道部の思い出を懐かしむ詩「光陰矢の如し」や、「車いすに乗ってふるさとに帰りたい」と思いをつづった詩「想い出のふるさと」など、実体験を元にした詩に観客らは静かに聞き入っていた。途中、寸劇やハープ、オカリナの演奏もあり、最後は手話付きの合唱で会場が一体になった。

 朗読会の実行委員長で、「やまびこコンサート」でも実行委員を務めていた県立吉野川高3年、森本綾菜さん(17)は「今までたくさんの方がコンサートを応援してくれた。これから、朗読会も頑張っていきます」と話していた。

毎日新聞 2013年08月25日 地方版

障害者が作ったアート、グッズ紹介 「上質」目指し自立を−−熊谷 /埼玉

2013年08月26日 02時00分33秒 | 障害者の自立
 全国の障がい者施設や団体が製作した食品、クラフトの販売や絵画、パフォーマンスを披露する「5th amp(arトン meet performance)かわいいサミット」が、熊谷市仲町の八木橋百貨店で行われている。26日までの午前10時〜午後6時(最終日は午後4時まで)。

 今まで施設で作った商品はボランティアや善意で消費者に購入してもらっていたが、これからは上質のものを製作・販売し自立することが必要と、NPO法人CILひこうせん(行田市)が先頭に立って4年前から同イベントを始めた。企業からは、自社商品に使いたいとのオファーもあり、また十数万円で販売される絵画もあるという。今回は首都圏から50の個人、団体が参加し、約100枚の絵画が会場に並んだ。

 トークショーに友情出演したタレントのせんだみつおさんは「同じ土俵でのヘルプが必要。ハンディキャップのある人たちを奇異な目で見ない家庭教育をしてほしい」と力説した。

 イベントの実行委員長で同NPO理事の木村浩章さんと田島隆宏理事長は「アートやグッズを通して地域とのつながりを作りたい。そして全国の施設の作品や商品をもっと紹介していきたい」と抱負を語った。

毎日新聞 2013年08月25日 地方版