ゴエモンのつぶやき

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香りの桜「春めき」:直方・花公園で視覚障害者ら植樹 /福岡

2015年04月07日 01時47分26秒 | 障害者の自立

 直方市永満寺の福智山ろく花公園で5日、視覚障害者と健常者が一緒に山登りを楽しむグループ「やまぼうしの会」(古野貴史会長、約20人)が、桜の苗木を植えた。神奈川県から取り寄せた、香りの強い品種「春めき」で、メンバーは木が成長して、目の不自由な人にも春を知らせる日を心待ちにしている。

 自身にも全盲の子供がいる花公園園長の田丸雄二さん(69)が春めきを知ったのは、3月16日付の毎日新聞夕刊。神奈川県南足柄市の農園経営、古屋富雄さん(62)が、自ら開発した春めきの苗木を視覚障害者向けに届けていることを記事で読んだ田丸さんは、古屋さんに連絡して苗木の提供を受け、やまぼうしの会に贈った。

 この日、苗木を植えたのは花公園の駐車場と園内の花園、隣接する「紅葉の森」の計3カ所。枝の感触を手で確かめながら、土をかけ、施肥をして木の成長を祈った。やまぼうしの会副会長の高松久さん(59)は「目が見えないので桜の開花は分からないが、香りで開花が想像できるといいですね」と話した。

 やまぼうしの会は地元の点訳サークルと視覚障害者の交流会を機に1999年に発足。メンバーを募集している。問い合わせは事務局の河原敏彦さん0949・26・2936。

〔筑豊版〕   毎日新聞 2015年04月06日 


知的障害のある男性が幼稚園の保育補助員に

2015年04月07日 01時37分36秒 | 障害者の自立

奈良県斑鳩町の幼稚園で、知的障害のある男性が保育補助員として働くことになり、6日、子どもたちと一緒に始業式に参加しました。

この春、奈良県内の特別支援学校を卒業した宮田啓太郎さん(18)は斑鳩町の斑鳩幼稚園に保育補助員として採用されました。
仕事始めとなる6日、子どもたちと一緒に始業式に参加し、園長先生から「お兄ちゃん先生」と子どもたちに紹介されました。そして、子どもたちに「サッカーしたり、野球をしたりして一緒に遊びましょう」とあいさつしました。
知的障害者の就労を支援しているNPOによりますと、知的障害者が幼稚園などで働くケースはまだ少ないものの、優しく、辛抱強く接するため子どもたちから慕われているということです。斑鳩幼稚園の小野隆秀園長は「子どもが好きで、どんなことにも一生懸命取り組むことに感銘を受けた。園児と一緒に頑張ってほしい」と話していました。
宮田さんは幼稚園での仕事について、「子どもたち全員の名前を一生懸命覚えて、本の読み聞かせもできるよう頑張りたいです」と抱負を話しました。宮田さんは5歳児のクラスの担当となり、子どもたちの工作を手伝ったりするほか、園の畑仕事なども行うということです。
 
 
4月6日 13時06分   NHK