ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

虚偽記録7千件で不正受給 神戸の障害者向け事業所

2018年04月06日 11時40分34秒 | 障害者の自立

 神戸市は5日、同市垂水区の障害福祉サービス事業所「ケアリーフ」が2012年から昨年まで、従業員が勤務していない日曜に居宅介護をしたなどのうその記録約7千件を作成し、介護給付費など計約4060万円を不正受給したとして、障害者総合支援法に基づいて指定取り消し処分にした。

 神戸市によると、運営会社の男性社長(41)は不正を認め、「従業員の給料などに使った」と話しているという。加算金を含め約5230万円を請求するとともに、詐欺容疑での刑事告訴を検討している。匿名の通報で問題が発覚した。

〔共同〕     2018/4/5         日本経済新聞


聴覚障害者のコミュニケーションを支援するアプリケーション

2018年04月06日 11時34分56秒 | 障害者の自立

 ~ 見やすさ、操作性が向上し、より使いやすく便利に ~

 株式会社フィート(代表取締役:奥山 美雪)は、聴覚障害者等が困難を抱えていた健聴者とのコミュニケーションを手話や筆談を用いることなく実現する、聴覚障害者支援アプリケーション「こえとら」のiPad版の提供を開始しました。

 「こえとら」は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:徳田 英幸)が高精度音声認識技術、及び、高品質音声合成技術をベースに、スマートフォン向けに開発したアプリケーションです。株式会社フィートはNICTから技術移転を受け、これまでにiOS版、Android版を提供してまいりました。この度、iPad版を追加することで、文字と操作ボタンの大型化、及び、50音キーボード入力が可能になり、文字の見やすさ、操作性の向上など、より使いやすく便利になりました。

 株式会社フィートは、「こえとら」iPad版の提供により、操作性の向上のみならず、窓口、公共施設など利用場所が広がることにより、聴覚障害者にとって、生活の質が向上することを期待しています。

 【背景】
「こえとら」は、NICTが研究開発に取り組んでいる“音声”を“文字”に変換する高精度音声認識技術、及び、“文字”を“音声”に変換する高品質音声合成技術をベースに、スマートフォン向けに開発されたアプリケーションです。株式会社フィートはNICTから技術移転を受け、これまでにiOS版、及び、Android版を提供してまいりました。さらに、英語版として「KoeTra」(iOS版)が配信されています。「こえとら」は、2018年3月末でダウンロード総数は約6.0万DLを達成しました。

 【「こえとら」について】
「こえとら」スマートフォン版は、聴覚障害者等にとって携帯性や利便性の高さにより屋内の利用に限らず屋外活動範囲が広がるなど、日常生活のコミュニケーションにおいて聴覚障害者とその家族などで広く活用されています。

 一方、「こえとら」スマートフォン版では、小さな文字の読み取りが難しいことや、その拡大操作、及び、テキスト入力が不慣れなどの理由により、ご利用は難しい場合がありました。また、聴覚障害者と健聴者との距離が近い位置でのコミュニケーションに適していたなど、ご利用の範囲が限定的でした。
そこで、画面サイズが大きい「こえとら」iPad版をラインアップに加え、文字と操作ボタンの大型化、及び、50音キーボード入力に対応することで、文字の見やすさ、操作性が向上し、より使いやすく便利になりました。さらに、タブレットを利用することで、聴覚障害者と健聴者との距離が離れた受付窓口、公共施設での「こえとら」の使いやすさが向上しました。

 【協賛について】
「こえとら」は、2018年4月現在、電気通信分野における障害者支援を目的として、総務省のご協力、及び、通信事業者5社*1の協賛により、無料で提供しています。

 *1 通信事業者5社:
株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社、
東日本電信電話株式会社、西日本電信電話株式会社

 【「こえとら」のご利用にあたって】
◆こえとらアプリサポートページ: http://www.koetra.jp/index.html

 <「こえとら」iPad版スクリーンショット>
アプリアイコン
https://www.atpress.ne.jp/releases/153581/img_153581_2.jpg

 利用画面
https://www.atpress.ne.jp/releases/153581/img_153581_3.png

 テキスト入力画面
https://www.atpress.ne.jp/releases/153581/img_153581_4.png

 <「こえとら」のご利用イメージと特徴的な機能>
「こえとら」のご利用イメージ
https://www.atpress.ne.jp/releases/153581/img_153581_5.png

 絵や地図を使ったコミュニケーション
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 定型文機能を使ったコミュニケーション
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https://www.atpress.ne.jp/releases/153581/img_153581_10.jpg

 ≪会社概要≫
商号 : 株式会社フィート(英文名称:FEAT Limited)
所在地 : 東京都新宿区大久保一丁目1番7号 高木ビル4F
代表者 : 代表取締役 奥山 美雪
設立 : 平成17年4月15日
事業内容: 音声翻訳技術を利用した応用製品やサービスの開発と提供
URL : http://www.feat-ltd.jp


バリアフリーについて障害者自身からの提言

2018年04月06日 11時30分21秒 | 障害者の自立

バリアフリーを物理的に実現するには、我々障害者、取り分け私のような重度障害者となるとバリアを除くには、手間もスペースもコストもかかります。

 人工呼吸器を搭載する車椅子は、リクライニング仕様もあり、通常の座るだけの車椅子と比べて、前後の長さが2倍近くあります。よって、エレベーターも障害者トイレもかなりのスペースが必要になりますし、導線の通路がクランクになっていると、取り回しに難儀することがしばしばあります。

 人工呼吸器や痰の吸引器のことを考えると、たとえ野外の施設でも、電源や水場が必要となります。外出先に看護師が常駐していてくれたら、こんなに心強いことはありません。言い出したらキリがありません。

 しかし、これら全てを満たすような施設はほとんどないし、全ての施設に求めたら、お金がいくらあっても足りません。それは誰の目にも明らかです。ではどうすればいいのでしょうか?私の答えはこうです。

 「広いトイレは向かいのビルの2階にあります。行き方は、、、」のように、自身の施設だけでなく、まち全体にまで情報範囲を広げて、まち全体で配慮いただく方法です。有るものをシェアすればいいのです。公衆多目的トイレと位置付けて、行政が管理してもいいかもしれません。

 人のバリアフリーへの意識も高まると思います。

(2018年4月4日「片道切符社長のその後の目的地は?ALSと共に生きる恩田聖敬のブログ」より転載)


片方の目がほぼ見えなくても「障害者」ではない?…

2018年04月06日 11時18分49秒 | 障害者の自立

 「私は片目障害者ですが、視覚障害として認定されないことは『人権問題』です」

広島県の男性 O(オー)さん(84)からお手紙をいただきました。このコラムコーナーの 「片目失明なのに障害認定されず…重要な問題提起に、説明も反論もなし」 を読んでくださったそうです。

 読者のみなさんには、そもそも、人間にとって、目や耳や手足は一対でそろって初めて健常な機能を発揮する、という基本には賛同いただけると思います。

 身体障害者手帳の交付を決める障害者認定基準はどうなっているでしょうか。たとえば、 片方の腕の機能を失ったら2級、片方の足の機能を失ったら3級に認定されます。

 でも、目と耳については、片方の機能を失っても、すぐに障害者の認定には該当しません。

 日本の身体障害者福祉法は、視力や聴力に関しては細かな規定を設けていて、その数値に合うかどうかで判定します。たとえ片方の目や耳がほとんどその機能を失ったとしても、それだけでは「障害」とは認めないのです。冒頭に記した基本を無視しています。

片方の目だけで無理すれば…頭痛、肩こり、不安、不眠にも

 私の専門である眼科の視点から、もう少し詳しく解説しましょう。距離感や奥行きの感覚は、両目がちゃんと働いて、初めて得られるものです。専門用語では「両眼視機能」といいます。

 もしも、片目だけで、両目で見ている人と同じレベルで何かを見ようとするならば、その片目には過度の負担がかかります。見続けることができる時間は限られる上、眼痛、頭痛、肩こり、悪心(気分が悪くなること)など眼精疲労の症状も出てきます。

 無理やり続ければ、やがて抑うつ、不安、不眠などの精神症状も出てくるでしょう。

 でも、こうした実態は、職場ではなかなか理解されません。「仕事が遅い」「能力不足」などのレッテルをはられたり、「飽きっぽいやつ」「サボリーマン」などの悪口を言われかねません。

 

 Oさんのお手紙ではさらに、「法における差別」を訴えています。

一例として、「深視力障害により自動車運転免許取得が一部制限されており、職業選択の自由の侵害につながる」と述べています。

 深視力検査は遠近感を調べる検査です。本当に必要な検査であるのかは別にして、大型免許や普通二種の運転免許の取得や更新時に課されています。両目でみれば遠近感はつかめても、片眼視(へんがんし)ではなかなか難しいでしょう。

 ところが、「片眼視のハンデは慣れることで克服できる」などという専門家もいるようです。その見方には、どれだけの根拠があるのでしょうか。

わずかな錯覚や間違い、疲労度でも…今後の研究が必要

 実は、両目で見られないことで生ずるわずかな錯覚や間違いや、または両目で見る時との疲労度の差が、車の運転だけではなく、日常生活にどれだけ影響するのかを検証する研究は、あまり行われていません。

 今後は研究が必要だと思います。もし「片目だけでも慣れれば大丈夫」という結果になるならば、訓練方法を開発して、ハンデにならない対策をとるべきです。

 一方、もし「両目でみている人よりも、生活上の問題が大きい」となれば、細かな数値による判定を行わなくても、障害として認定するように法改正をするべきではないでしょうか。

 片目の生活で不自由さを強いられ、周囲にもなかなか理解されず、つらい思いをしている方々は、喜んで研究に協力してくれると思います。

 (若倉雅登 井上眼科病院名誉院長)   読売新聞


いよいよウコギ芽吹く春 米沢・障害者ら雪囲い取り外し

2018年04月06日 11時06分50秒 | 障害者の自立

 米沢市門東町1丁目の旧大門交番前から、上杉神社東側までの歩道に設置されているウコギ垣の雪囲いを取り外す作業が、4日早朝に行われた。

 作業は市の委託を受けた障害者就労施設が実施。2015年から同所のウコギ垣の整備全般を担当するフラワーコート米沢(赤尾雷水施設長)の利用者3人と職員2人が、手分けして行った。

 雪囲いの板が取り外されたウコギは、所々に緑色の芽を付けていた。この日は中川勝市長も激励に訪れ作業を手伝った。赤尾施設長(66)は「障害者の安全な作業には準備が大事。観光客がたくさん来る場所なので、襟を正してやっています」と話した。

ウコギ垣に取り付けられた板を次々と取り外した
 
2018年04月05日        山形新聞