ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

外国人・障害者への伝達や避難の指針

2018年04月04日 11時56分39秒 | 障害者の自立

消防庁、五輪へ施設に対応促す

消防庁は3月29日、「外国人来訪者や障害者等が利用する施設における災害情報の伝達及び避難誘導に関するガイドライン」を公表した。2020年東京オリンピック・パラリンピックまで約2年と迫る中、駅・空港、競技場、旅館などを多くの人が利用することを想定。これまで対策が手薄になっていた多数の外国人来訪者や障害者・高齢者などに向けて、災害情報の伝達方策や避難誘導について指針を示し、災害対応の強化を促す。

施設で火災や地震が発生した際に、外国人や障害者などが円滑に避難できるよう、配慮した効果的な避難誘導が必要となっている。一方、各種施設では、火災や地震が発生した際の災害情報や避難誘導に関する情報は、多言語対応があまりできていない。また視覚や聴覚に障害を持ったり、車いすで介助を必要とする障害者への避難誘導も遅れている現状がある。

新ガイドラインでは、デジタルサイネージやスマートフォンアプリ、フリップボードなどを活用し、避難誘導を多言語化や文字による視覚化について、実際に外国人来訪者や障害者へのアンケート結果をもとに、アドバイスしている。また火災発生の伝達や避難指示においては、平易な表見である「やさしい日本語」の活用や、障害などの施設利用者の様々な特性に応じた避難誘導の方法を具体的に示している。

このほか、災害時に防災センターや自衛隊消防隊員が伝達する多言語メッセージの例文、デジタルサイネージ等で表示するコンテンツの例文なども提示した「情報コンテンツ集」も設け、各施設がこれらをカスタマイズして使えるようにしている。

■ニュースリリースはこちら
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h30/03/300329_houdou_1.pdf

消防庁は「外国人来訪者や障害者等が利用する施設における災害情報の伝達及び避難誘導に関するガイドラインを公表。各施設に対応を促していく(出典:消防庁同ガイドライン表紙)

リスク対策.com:峰田 慎二
 


盲導犬同伴の視覚障害者の6割超、入店拒否を経験

2018年04月04日 11時41分44秒 | 障害者の自立

 盲導犬を連れていることを理由に、入店や施設の利用を拒否された経験がある視覚障害者は、昨年4月~今年2月の10カ月間で63.0%に上ったことが3日、盲導犬を育成するアイメイト協会(東京)の調査で分かった。障害者差別解消法の施行から2年が経過するが、障害者からは「まだまだ多くの取り組みが必要だと思う」などとする声が寄せられた。

 調査は3回目で、全国の盲導犬利用者235人を対象に、郵送や電子メールを通じて実施。119人から回答を得た。

 入店拒否などを経験した人は、昨年3月にまとめた2回目調査の62.0%から1.0ポイント上昇し、協会は「改善があったとは言えない」とした。

 拒否された場所を複数回答で尋ねた結果は、「飲食店」が78.7%で最も多かった。ほかに「タクシー」が28.0%、「宿泊施設」が21.3%。「スーパー、コンビニ(食品を扱う商業施設)」は13.3%となった。

2018.4.3    SankeiBiz


警官グループ、障害者の年金生活者に暴力ふるう

2018年04月04日 11時32分10秒 | 障害者の自立

VIC州の公務員腐敗捜査機関が捜査始める

 VIC州メルボルンの郊外地区で警察官6人が障害者の年金生活者に残虐行為を行ったとする報道が事件の一部始終を映したビデオとともに国内で一斉に報道された。この事件の被害者は何年か前に泥棒に入られたことから、自宅の外に防犯カメラを取り付けており。そのビデオがエージ紙に渡され全国に伝えられた。

 2017年10月、被害者の男性が病気で精神的に落ち込んでおり、しかも、背骨手術後の鎮痛剤投与を止めようとしている時だった。また、不安症と鬱病を抱えており、精神状態を懸念したヘルス・ケアラーが緊急番号に男性の様子を見るよう依頼した。警察官が男性宅に派遣されたが、その際に、「男性は警察官にケンカを売り、警察官に射たれようとする可能性がある」との注意も与えられた。

 玄関に現れた男性は、警官グループに対して、「ほっておいてくれ」と言ったが、警官グループは扉を破って入ると威嚇した。そこで男性が扉を開け、警官隊に拳を振り上げて殴りかかってきたと警察官は証言していた。しかし、ビデオでは、警察官が催涙スプレーを持って近寄ってきたために男性が両手で防ごうとしているところが写っている。

 その直後に6人が男性を抱えて前庭の芝生に押し倒し、一人が至近距離で催涙スプレーを吹きかけている。その後、座り込んだ男性の顔に向けて、警察官の1人が水道ホースから強い勢いで水を吹きかける行為を3度繰り返している。もう1人の警察官が笑いながら、それを撮影している。しかも、6人の警察官の誰一人として同僚の行為を止めようとはしていない。

 男性は警察を信用しておらず、事件を直接州の独立広範腐敗摘発委員会(IBAC)に持ち込み、同時に民事訴訟を起こしている。

 州警察の職業倫理本部のルーク・コーネリアス本部長代理は、「ビデオを見て非常に憂慮している。ここに写っている警察官はその行為の責任を取らなければならない」と語っているが、「6人の警察官は現在も職務中だ」と発表している。

 野党自由党のマシュー・ガイ党首は、「警察官の行為に驚愕しない者はいないだろう。徹底的な捜査が必要だ」と語っている。

 男性のジェレミー・キング弁護士は、「これまでも警察官の不品行や残虐行為でいくつも訴訟を手伝っている。VIC州の警察官の行為を訴える手続きは破綻している。このような話はいくつもある。今度の事件の場合、被害者が防犯ビデオを設置していたために警察官の残虐行為の証拠が確保された。何の犯罪も犯していない精神障害を負った被害者にとっては屈辱的で人間性を否定されるような事件だ」と語っている。

 警察の監察部の社会的信用がなくなっている現在、このビデオもエージ紙の手に渡り、公開された。また、IBACもVIC州警察に対して、監察部を根本的に改革するよう指示している。

 キング弁護士は、「警察に対する信用ががた落ちで、被害市民はIBACに訴えているが、IBACは訴えの90%を警察に差し戻しており、市民には訴えていくところがない状態になっている」と語っており、今回の事件では証拠ビデオが存在し、メディアが公開したためにIBACも動かざるを得なくなったことを示している。

 VIC州警察もコメントを発表している。
■ソース
Melbourne police captured on video taking down disability pensioner

 


空席あるのに入店拒否 減らない障害者差別

2018年04月04日 11時24分29秒 | 障害者の自立

 障害を理由とした差別的な扱いを禁じた障害者差別解消法の施行後、兵庫県や神戸、姫路、西宮市など計6自治体に障害者らから寄せられた相談のうち、差別の疑いがあり、自治体が事業者や施設に事情を聴いて改善を促すなどしたケースが142件あったことが分かった。同法は1日で施行から2年がたったが、件数は横ばいで、条文が定める「合理的配慮」の浸透には至っていない。(伊田雄馬)

 同法は2016年4月に施行。自治体に的確な相談対応や紛争防止・解決に必要な態勢の整備を求める。神戸新聞社の調べでは、3月末現在で県内の中核市以上(4月に中核市に昇格した明石市を含む)の6自治体に寄せられた相談や問い合わせは計600件以上に上る。

 法の趣旨などについて問う内容が多かったが、2割程度で差別的な扱いが疑われた。内訳は、兵庫県=24件▽神戸市=59件▽姫路市=8件▽尼崎市=17件▽西宮市=22件▽明石市=12件-だった。

 内容は、車いす利用者が飲食店で空席があるのに「満席」と言われ、入店を拒否された▽電動車いす利用者がバスの乗車を断られた▽視覚障害者が銀行で書類の代筆を断られた▽研修を受講する際、手話通訳を依頼したが対応できないと言われた-など。

 多くの自治体は内容によって双方から聞き取り調査をするが、罰則はない。姫路市では差別や配慮不足が確認された場合、法律の趣旨を説明し、パンフレットを送って改善を促すが、担当者は「人手や設備など物理的な制約もあり、強くは踏み込めない」と話す。

 内閣府障害者政策委員会の委員で、同法の基本方針案作成に携わった筑波大学の柘植雅義教授は「障害者への配慮は『マナー』ではなく、義務を伴う『ルール』。差別が減ったかどうかを市民が監視し、障害者理解の機運を高めていく必要がある」と指摘する。

【障害者差別解消法】障害を理由とした差別の解消を目的に、2013年6月に制定され、16年4月1日に施行された。障害を理由とした差別的な扱いを禁止する。国や自治体に、場面に応じた「合理的配慮」を義務付け、民間事業者にも努力義務として課している。

2018/4/3    神戸新聞NEXT


井原の知的障害者施設に女性棟 生活支援員ら常駐、入浴など介助

2018年04月04日 11時15分00秒 | 障害者の自立

 井原市高屋町の社会福祉法人・こだま園(落合清三理事長)が敷地内で建設を進めていたグループホーム「こだま園生活援助ホーム こだま女性棟」が完成した。

 グループホームは知的障害のある女性向けで木造平屋280平方メートル。個室10室、厨房、浴室などを備える。定員10人で、食事や入浴を介助する生活支援員らが常駐する。

 こだま園が市内で運営する他のグループホームからの転入者、新規利用者が入居する予定。既に定員に達している。

 落成式が3月29日に行われた。出席した関係者16人を前に、落合理事長が「生活様式や価値観が変化する中、障害者が安心して暮らせる場所を確保することができた」とあいさつ。設計、施工業者に感謝状を贈った。

完成したグループホーム「こだま園生活援助ホーム こだま女性棟」