ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

発達障害の子の安全ベッドは家族も寝かせる

2018年04月13日 10時29分23秒 | 障害者の自立

新しいベッドのおかげで、発達障害の女の子、バネッサ・プールの家族全員が安心できるようになりました。

9歳のバネッサはダウン症で発達障害です。
話すことはほとんどできませんでしたが、簡単な言葉はわかるようになってきたところです。

そして、とても遊びたい盛りのエネルギッシュな女の子です。
夜に目を覚ましたときは、特にエネルギッシュになってしまいます。

医師の助手でもある母親のケリー・プールはこう言います。

「夜9時になると薬を飲んで眠りにつきますが、午前2時から3時には目を覚まして遊びだします。
そしてずっと起きています。」

ありあまったエネルギーでバネッサが歩きだしてしまうと、危険なことになります。

家族は、夜中にどこかに行ってしまうことを防ぐために、家のドアには鍵をつけています。

しかし、バネッサが部屋の中で大騒ぎをするために家族みんなも目を覚ましてしまいます。

数年の間、母親のケリーと父親のジェフは、バネッサがどこかに行ってしまわないようにベッドのまわりに囲いを作りました。
しかし、バネッサが大きくなると囲いの中に入れるために持ち上げることが困難になりました。

一ヶ月前に非営利団体からの助成を受けて、特別支援が必要な子どもたちのために作られた安全ベッドを購入する事ができました。
生活は大きく良い方向に変わりました。

その安全ベッドはおしゃれなテントに囲まれていて、夜中にバネッサが目を覚ましてもどこかに行ってしまうことはできません。

「バネッサも新しいベッドが大好きです。
夜中に目を覚ましても、ベッドの中で遊んでいます。」

そう母親のケリーは言います。

他の家族たちもこの安全ベッドが気にいってます。
バネッサが怪我をする心配もなく、安心してずっと眠れるようになったからです。

バネッサには、3人の姉と1人の妹がいます。
バネッサは姉妹の部屋か両親の部屋で場所を見つけて眠りにつきますが、夜中に起きてはおもちゃを投げたりするので家族たちは眠ることができませんでした。

しかし、ファスナーとマジックテープで囲まれた新しい安全なベッドが家族全員の問題を解決してくれたのです。

「この新しい安全なベッドのおかげで、世界が変わったようです。」

そう母親のケリーは言います。

ケリーは約2年間、新しいベッドを探していました。
しかし、最初に見つけたものは約3万ドル(約3百万円)もし、あまりにも高価なものばかりであったために購入することが困難でした。

しかし、バネッサの家族たちと同じ問題を抱えていた、ピッツバークに住む母親のローズ・モリスがデザインした安全ベッドを見つけて、購入することができました。

ローズの息子、アブラハムは発達障害のために夜中に眠ることができませんでした。
そのため、ローズはまゆのような包み込むベッドを作ってみると、息子のアブラハムが寝てくれたのです。
そうして、この安全ベッドが生まれました。

バネッサはベッドの中では落ち着いています。

ケリーたちは、バネッサのこの安全ベッドを購入するための費用の問題がありました。

この安全ベッドは、他のものに比べれば大幅に安いものですが、5人の子どもをかかえてバネッサにかかっている医療費などから、購入は簡単ではありませんでしたが支援団体からの助成によって可能となりました。

支援団体のエミリー・パスは、発達障害のエミリーを亡くしたジェニファーが作ったものです。

「娘を亡くしたことはとても悲しいことでしたが、今は美しい思い出となっています。
そしてこの思い出を紡いでいくのに一番よい方法が、こうして支援を行っていくことだったんです。」

そうジェニファーは言います。バネッサの家族とベッドについてこう言います。

「素晴らしい家族です。みんなが愛情をもってお互いを支えています。
バネッサには多くの支援が必要となりますが、とても愛されています。

このベッドはバネッサたちが幸せになれるだけでなく、他の家族たちにもよいものとなるはずです。」

バネッサの母親のケリーはこの新しいベッドと助成を受け取れたことにとても感謝しています。

うちの子も小さなころからずっと、眠れなかったり、夜中に起き出します。

小さなころは歩きまわったりして心配でしたが、大きくなると起きてもふとんのところにいてくれるようになり、心配はずいぶん減りました。

なるべく眠るようにしてきたので、まあ眠れています。

しかし眠ってくれないのは、発達障害の子をもつ家庭にはよくある、深刻な問題です。

発達障害の程度と睡眠時間の少なさとの関係

(チャーリー)2018/04/12    folder 発達障害ニュース


盗品購入リスク拡大 田村氏 古物営業法改正案可決

2018年04月13日 10時24分19秒 | 障害者の自立

 盗品売買を防止するため中古品の取引規制を定めた、古物営業法の一部改正案が5日、参院内閣委員会で日本共産党を含む、全員一致で可決されました。改正案は、デパートや公園などの仮設店舗でも中古品買い取りができることなどを盛り込んでいます。

 採決に先立ち日本共産党の田村智子議員は、インターネットのフリーマーケット「メルカリ」などの取引は、今回の法改正の対象外となっていることを取り上げました。政府は、ネットを利用した新産業の成長を重視し、業界による自主規制を見守るという立場です。

 田村氏は、ネットを利用した盗品売買により検挙者が出ていると指摘し、「急速な事業拡大によって、一般国民が知らないうちに盗品の買い手になるリスクが一層大きくなる」と述べました。その上で、「何年も状況を見守ることが適切なのか」として、業界全体のルールの必要性を訴えました。

 小此木八郎国家公安委員長は、「関係者の意見を広く聞きながら、関係省庁と連携をとっていきたい」と答えました。

 また、田村氏は、障害者が自動車を運転する際の補助装置の中古品売買に関し、安全性確保や事故防止対策を求めました。

2018年4月12日        しんぶん赤旗


日本のサービス業「生産性が米国の半分」という悲しすぎる現実

2018年04月13日 10時12分56秒 | 障害者の自立

日本人が初めて海外旅行をしたときに大変驚くことがあります。それはコンビニやスーパーの店員さんのサービスが日本ほど丁寧ではないこと。逆を返せば、先進国で最低賃金が世界最低レベルにも関わらず、日本はサービスが過剰すぎるのかもしれません。メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』の著者で健康社会学者の河合薫さんは、近ごろSNSで話題になった「日本のサービス業の生産性が米国の半分」という驚きのデータを紹介しています。

※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2018年4月11日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

米国の半分しかない? 日本の残念な「生産性」

日本のサービス業の生産性は米国の半分」であることがわかり、SNSで大きな話題となりました。調査を行なったのは日本生産性本部です。

「産業別労働生産性水準の国際比較」と題された調査報告では、日本産業別労働生産性水準アメリカドイツイギリスフランスの平均値と比較。生産性は就業1時間あたりの付加価値で算出しています。

分析の結果、サービス業では米国の半分ほどで欧州の7割程度と低迷していることがわかりました。

具体的には、

  • 米国の生産性水準を100とした場合、日本のサービス業の平均は50.7%
  • 「宿泊・飲食」で比較すると38.8、「卸売り・小売り」では31.5%
  • フランスとの比較では、サービス業全体では71.7%
  • イギリスとの比較では、69.9%
  • ドイツとの比較では、67.0%

……惨憺たる結果です。

日本のサービス業は過剰サービスだし、これだけ人手を使い、長時間労働なら、生産性が低くて当たり前です。

例えば、米国ではカードで買い物するときは、自分で機械に通し、自分でサインし、自分でカードを抜きます。

ところが日本では「お預かりします」から始まって、カードを抜くのは店員さん。最後はレシートとカードの向きを揃え、デパートなどでは小さな封筒にまで入れて手渡しする丁寧さです。

また、米国では食品スーパーでは、自動レジで自分で詰め、自分でカードで支払っておしまい。店員さんがいるスーパーでも、大きな袋にバンバンいれて、あっという間に終わります。

一方、日本では保冷剤を丁寧にテープで袋に止め、お箸やナプキンを入れ、「いったい何枚ビニール袋使うの??」というくらい、小分けにする。おまけに最後は「ありがとうございました」と会釈までしてくださる。

しかも最低賃金は、世界最低レベルなのですから、どれだけ人件費が低いんだって感じです。

さらに、欧米では1990年代から積極的にIT化を進めてきたのに対し、日本ではやっと最近になってセルフレジができましたが、そこでは必ず店員さんが案内しているという摩訶不思議です。

そういえば日本の駐車場も「いったい何人のオジさん雇ってるんだ?」というくらい、角という角に案内役が立っていますよね。

「雇用増やすにはいいのかなぁ~」とも思いますが、人手を削るところは削り、本当にお客さんが喜ぶサービスに人材を投入すべきです。

これだけ高齢化が進んでいるわけですから、高齢者専用レジを作ったり、「買い物難民」と呼ばれる高齢者たち向けの移動デパートやスーパーを増やしたり、路線バスがなくなって移動手段に困っている高齢者や障害者、赤ちゃんのいるママさん向けの移動サービスとか、“サービスの質の意味を再考する必要があると思うのです。

ボランティアさんの善意に頼っている「やさしいサービス」を、事業化して運営すれば、もっと「やさしい社会」になるはずです。

先の報告書では、他の産業の比較も行なっているのですが、「機械・電気・情報通信機器」「輸送用機械」「金融・保険」の分野でドイツと比較すると、日本の方が生産性が高いこともわかりました。

実はこれにはからくりがあります。

ドイツでは製造業などを中心にワークシェアリングで雇用を増やしているため、今回の比較だと日本の方が生産性が高くなってしまうのです。

日本では「雇用創出」が叫ばれていた数年前、ワークシェアリングに関心が集まったことがあります。ワークシェアリングは「人々の間で雇用を分かち合うこと」を意味し、労働時間の 短縮によって仕事の機会を増やす方法です。

つまり、長時間労働をなくすには、ワークシェアリングは最善の方法なのです。

日本ではパートなどの非正規雇用と正社員との賃金格差が大きいので、まずはその格差是正が前提条件となりますが、今回の報告書は日本サービスの質とは何か? 豊かさとは何か? ということを考えていない社会になってしまっていることを痛感させられる報告書でした。

2018.04.12    image by: MAHATHIR MOHD YASIN / Shutterstock.com


図書館にロボット、本運ぶ…つくばで試験導入

2018年04月13日 09時51分55秒 | 障害者の自立

職員の負担軽減に期待

 つくば市の市立中央図書館に、先導者を自動で追う運搬用ロボット1台が試験導入された。市内のベンチャー企業が開発した「サウザー」で、最大120キロ・グラムの荷物を運搬できる。市は、これまで書籍を台車に載せ、手押しで運んでいた職員の負担軽減につながると期待している。

 開発したのは、同市吾妻の「Doog(ドーグ)」。レーザーを発射して周囲を確認しながら自走し、障害物があれば自動停止する。空港や倉庫など国内外で約200台が使われている。図書館への導入は初めて。

 地元中小企業の振興を目的に、市が昨年、1台(約160万円)購入。市役所庁舎内で使用後、今年3月23日から同館が書籍の運搬に利用している。市は使用した感想や評価などを同社にフィードバックする。

 同館は11日、開館前の作業の様子を報道陣に公開。サウザーが職員を追う姿はまるで忠犬のよう。坂入智恵主任は「カーブでもついてきてくれる。本は重いので、職員の負担が少なくなるのでは」と期待する。

 椙山久美子館長は「来館した子どもたちの前で使用する機会もつくりたい」と話す。同館は今年度から土日の開館時間を、平日と同じ午前9時半~午後7時とした。祝日の特別開館日も増やした。

職員を追う運搬ロボット「サウザー」

職員を追う運搬ロボット「サウザー」

2018年04月12日 Copyright © The Yomiuri Shimbun