視覚障害者が1人で安全に街歩きを楽しんでもらえる社会をめざし、国土交通省と東京都などが最先端の情報通信技術を使った移動支援実験「銀座地区モビリティサポートモデル事業」が7日、東京都中央区銀座で始まった。19日まで。
実験は平成22年に続き2年目。実験ルートは、東京メトロ銀座駅の地下イベント広場から地上に上がり、数寄屋橋交差点、ソニービルを経て駅に戻る約430メートル。
ルートには無線マーカーなどが設置され、視覚障害者が専用の携帯端末と骨伝導ヘッドホンを装着すると、現在の位置や目的地までの歩き方が“カーナビ”のように聞こえてくる仕組み。
都によると、今年は街歩きを楽しんでもらおうと、不二家数寄屋橋店や銀座千疋屋、安藤七宝店などの店舗情報も流したという。
実験に参加した世田谷区の大竹博さん(47)は「もっと普及すれば、視覚障害者も安心して楽しく買い物ができるきっかけにはなるはず。ただ銀座には点字ブロックなどが完全に整備されているわけではないので、機械だけを頼りに1人で歩くにはまだ不安が残る」と話していた。
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ヘッドホンから聞こえる位置情報を頼りに歩く視覚障害者(左)=中央区銀座
MSN産経ニュース
実験は平成22年に続き2年目。実験ルートは、東京メトロ銀座駅の地下イベント広場から地上に上がり、数寄屋橋交差点、ソニービルを経て駅に戻る約430メートル。
ルートには無線マーカーなどが設置され、視覚障害者が専用の携帯端末と骨伝導ヘッドホンを装着すると、現在の位置や目的地までの歩き方が“カーナビ”のように聞こえてくる仕組み。
都によると、今年は街歩きを楽しんでもらおうと、不二家数寄屋橋店や銀座千疋屋、安藤七宝店などの店舗情報も流したという。
実験に参加した世田谷区の大竹博さん(47)は「もっと普及すれば、視覚障害者も安心して楽しく買い物ができるきっかけにはなるはず。ただ銀座には点字ブロックなどが完全に整備されているわけではないので、機械だけを頼りに1人で歩くにはまだ不安が残る」と話していた。
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ヘッドホンから聞こえる位置情報を頼りに歩く視覚障害者(左)=中央区銀座
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