横浜銀、介助資格者を全店配置へ

　横浜銀行は障害者や高齢者に利用しやすいよう、介助技術の公的資格「サービス・ケア・アテンダント」（ＳＣＡ）を持つ行員を全営業店に順次配置することを決めた。

　平成２４年３月までに全支店１９６店の支店長か副支店長らを対象に、支店で最低１人は取得させる。取得費用は同行が負担し、今月から通信教育の受講を始めたという。

　同行ではこれまでにも、障害者や高齢者に配慮したさまざまな施策を実施してきたが、今回は機械や設備だけではない、行員によるサービス向上を図るという。

　今年２月までには、全店の窓口に助聴器を設置した。今月中には、約４００カ所の全無人出張所に音声で操作方法を案内する機器を備えた現金自動預払機を設置する。

MSN産経ニュース