浜松市北区の聖隷三方原病院は11月5日から、障害者の支援拠点として工事を進めていた「地域障がい者総合リハビリテーションセンター」を開設し、診療を開始する。
同センターは、医療機関や地域社会、家族とが協力して障害者の生活の質を向上させ、生きがいを提供することをコンセプトに、支援センター機能としてリハビリテーション棟、障害者スポーツでの使用を想定したアリーナなどを備えている。このほか障害者支援に向けたさまざまな事業があり、災害時は障害者の受け入れ拠点にもなる。
このほど開かれた内覧会では、地元を中心に約200人が訪れ、リハビリ器具の体験や施設の見学をし、事業の説明を受けた。
リハビリテーション科の片桐伯真部長は「当事者だけでなく、家族や地域が一体となった支援の流れができれば」と話した。外来は完全予約制。問い合わせは同院代表番号<電053(436)1251>へ。
施設見学やリハビリ器具体験などを行った内覧会
2019/10/31 朝日新聞社
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます