区民の健康づくりに一役
区民の健康づくりを支えようと、様々なウォーキングイベントを開催する「瀬谷水緑の健康ウォークサポーター会」(名雪勝利代表)が6月26日、節目となる100回記念ウォークを実施する。行き先は真鶴半島で、名雪代表は「初のルートなので、全員で楽しみたい」と参加を呼び掛ける。
ルート選びを工夫
同会が発足したのは8年ほど前。自然の中を歩きながら健康づくりに役立ててもらおうと、区役所と区民の協働事業として始まった。現在は月1回、区内をはじめ横浜市内の各公園や寺社などを回っている。一般参加を募る形式で、1回あたり平均60〜70人が参加するという。
ルートはメンバーの意見を元に決める。重要なのはトイレ休憩や昼食場所選びで、公共施設の確認が必要となる。通常1Kmを15分で考えるところ、坂道の場合は20分で見積もるなど調整する。「鉄則は同じ道を歩かないこと。来た道と戻る道を変えることで、また違った景色が楽しめる」と名雪代表。大勢で移動するため、安全面の配慮も欠かせないと語る。名雪代表が以前考案した「瀬谷五川」は、区内5本の川沿いを歩き、瀬谷の自然を感じられるおすすめのルートだという。
100回目を迎えるにあたり事前に告知したところ、参加希望が予想以上に多かったという今回のルート。荒井城址公園や三ツ石海岸、貴船神社を回る約11Kmの行程となっており、海沿いの景色を楽しんだり、採石で有名な地域の歴史を肌で感じたりと、「普段のハイキングコースとは違った魅力があるのでは」と期待を込める。
協力者募る
課題はスタッフ数の確保だ。現在14人が中心となり、月1回のミーティングを行っているが、活動を継続するにあたり、協力してくれるスタッフを増やしていきたいという。名雪代表は「一人でも多くの人が参画してくれると嬉しい。一緒に健康づくりに取り組みましょう」と呼び掛ける。今後はスポーツセンターとの協力体制を強化するほか、障害者地域自立支援協議会「せやまんまるねっと」との共同企画であるウォーキングを通し、障がいのある人たちと地域との交流も引き続き行っていくとしている。
26日はJR東海道線真鶴駅に午前9時30分集合。参加費は一人200円。参加者には100回記念として、「せやまる」が描かれたオリジナルバッジが配布される予定だという。問い合わせは、名雪代表【携帯電話】080・5683・2784へ。
100回記念のチラシを持つ名雪代表 過去のウォーキングの様子
2017年6月22日 タウンニュース
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