災害時に手話通訳者らを相互派遣する支援連携協定を鳥取、徳島両県の聴覚障害者支援団体3者が結んだ。自宅で逃げ遅れた場合や、避難所などで障害者が孤立するのを防ぐのが狙い。両県によると、都道府県レベルで同様の協定を締結したのは全国で初めてという。
協定を結んだのは、鳥取県聴覚障害者協会(下垣彰則理事長)▽徳島県社会福祉事業団(小谷敏弘理事長)▽同県聴覚障害者福祉協会(平光江理事長)――の3団体。支援内容には、手話通訳者や要約筆記者の派遣の他、研修会の開催や人材育成の協力などが盛り込まれた。
協定書を手にする、下垣彰則理事長(右から2人目)、平光江理事長(中央)、小谷敏弘理事長(左から2人目)ら
毎日新聞 2019年10月18日
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