ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者就労の方針案発表

2013年08月30日 02時34分04秒 | 障害者の自立
年齢や生活に応じ総合支援

 川崎市は21日、障害者雇用・就労促進基本方針案を発表した。国の法制度の展開や社会環境の変化に対応するため、障害者の年齢・生活環境に応じた支援や雇用する企業への支援について全庁的に取り組む方針をまとめた。

 市の発表によると、18歳〜64歳の障害者数について08年〜12年の推移をみると、障害者全体は15・1%増加している。特に知的障害者は20・9%増加、精神障害者は35・2%増加と著しく増えている。国の制度展開によって新たに障害の定義に含まれるケースもあり、支援を必要とする対象が拡大しているという。

 こうした状況を踏まえ、川崎市は各部局が総合的に取り組む方針を策定した。企業側には障害者雇用に向けた相談の場づくりや雇用環境整備の支援、雇用した企業を評価する取り組みを盛り込んだ。障害者側には職業教育の推進や製作物の物販促進、就労支援のほか、学齢期からの自立支援も盛り込んだ。川崎市役所では雇用の拡大のほか、業務を優先的に発注する仕組みを設けて雇用促進を図るとしている。

 市健康福祉局の担当者は「予算要求を進めながら、年度末には具体な事業、実行計画としてまとめていきたい」としている。

 方針案は市のホームページや各区役所市政資料コーナーなどで閲覧できる。市では9月30日まで市民からの意見を受け付ける。問い合わせは障害計画課(【電話】044・200・2457)。

タウンニュース-掲載号:2013年8月30日号

障害者向け電子書籍リーダー――選択肢は十分か

2013年08月30日 02時27分57秒 | 障害者の自立
出版社が電子書籍の、メーカーがデバイスのアクセシビリティを高めなければ、障害を持つユーザーがその恩恵を享受できない。
電子書籍のアクセシビリティはまだまだこれからだ。


 電子書籍は現在盛り上がりを見せているが、障害を持つ方は電子書籍が提供できるすべての利点を享受していないかもしれない。これは、障害を持つユーザーが利用できる電子書籍リーダーが市場に十分存在しないのが理由のようだ。

 「読書をしたいのに運動性障害があり本のページをうまくめくることができない人のことを考えてみてください。本の中で行ったり来たりするのに、ディスプレイに触れたりボタンをタップできるのは素晴らしいブレークスルーです。そのボタンにBluetoothで接続し、頭でそっと突いて押したり、瞬きで起動することもできます。すべてのデバイスがこうした機能を提供しているわけではないので、デバイスを選択する前には考慮が必要です」と英国拠点の技術慈善団体Ability Netの創設メンバー、ロビン・クリストファーソン氏は話す。

 自身も視覚に障がいを持つクリストファーソン氏は、「出版社が電子書籍のアクセシビリティを高め、メーカーがデバイスのアクセシビリティを高めなければ、障害を持つユーザーがその恩恵を享受することはできません」という。

 電子書籍リーダーのメーカーが障害者向けに自社デバイスを宣伝することにほとんど関心がないのは、Amazon、Kobo、ソニーが電子書籍端末を米国リハビリテーション法第508条の適用除外とするようFCCに嘆願したことからも明らかだ(FCCは2013年9月までコメントを受け付けている)。

 クリストファーソン氏は、現在の電子書籍リーダー端末の中で障害者が利用するのに最適なデバイスはApple iPadだと感じているようだ。そして、Kindleの電子書籍リーダー群にはアクセシビリティ機能が欠如しているともいう。

 「(アクセシビリティを考える)出発点として、販売されているさまざまなデバイスとその機能を概説する英RNIB(英国王立盲人擁護協会)のサイトをお勧めします」とクリストファーソン氏はさらに示唆した。



ITmedia eBook USER-2013年08月29日 17時09分 更新


聴覚障害者のモニター 日本財団が500人募集

2013年08月30日 02時25分18秒 | 障害者の自立
 聴覚障害者から手話や文字で情報を受けたオペレーターが本人に代わり、電話で相手に用件を伝える「電話リレーサービス」の普及を目指し、日本財団が聴覚障害者のモニターを募集している。

 募集対象は、聴覚に障害があり(障害手帳の有無は問わない)、モニターアンケートに協力できる人、500人。期間は今年9月1日から来年3月31日まで。テレビ電話で手話を使う「ビデオリレーサービス」と、チャットなどを使用する「文字リレーサービス」のいずれか、もしくは両方。リレーサービスの利用料金は同財団が負担(端末機器やインターネット料を含む通信料は利用者負担)。

 問い合わせは、同財団公益・ボランティア支援グループ(電)03・6229・5284。詳細、申し込みは、ホームページ(http://trs-nippon.jp/)から。

MSN産経ニュース-2013.8.29 08:16

小学生、障害者らに農業体験を 浦安のボランティア団体、八千代で活動 千葉

2013年08月30日 02時20分05秒 | 障害者の自立
 浦安市のボランティアグループ「ふれあい農園クラブ」が、自然豊かな八千代市郊外の畑を借りて耕作を行っている。土と接する機会の少ない浦安の小学生や障害者たちを農地に招いて、貴重な農業体験の場を提供している。

 ふれあい農園クラブは、11年前に結成された。会員は21人で、40歳代から70歳代までの会社員、自営業、主婦、元会社員らが参加している。本格的な農業経験者はおらず、本などで農業の基礎知識を学ぶとともに、八千代市の農家から実地指導を受けている。春に作物を植え付け、夏には、ジャガイモ、レタス、キャベツ、ニンジンなどを収穫。秋にはサツマイモなどが実る。

 毎週日曜日朝、浦安市から会員の車に分乗し、八千代市郊外の約650坪の畑に向かう。無農薬農法を実践しており、雑草が茂る。夏の草むしりは大変だが大切な仕事だ。

 会社員の園田真理さん(40)は「普段、東京のビルのなかで仕事をしているので、農作業は楽しい。ジャガイモとカブの新鮮な深い味に感動しました」と笑顔で語る。元会社員の青木俊次さん(66)は「自分で作った野菜には愛着が生まれます。おいしいですよ」と話す。


千葉県八千代市郊外の畑で農作業に取り組む浦安市「ふれあい農園クラブ」の会員たち

 ボランティア活動の一環として、6月には浦安市内の小学生約70人を現地に招待した。泥んこになってジャガイモを収穫。大きなものを掘り出すたびに歓声があがったという。

 10月の週末には障害者と家族を招いてサツマイモ掘りを行う。現地で豚汁を作り、秋の収穫を楽しむ。市民向けに1日農業体験も企画している。

 代表の佐藤隆夫さん(68)は「土とふれあう機会が少ない浦安の人たちを広々とした畑に招待し、耕作と収穫の喜びを味わってもらっています」と語っている。問い合わせは浦安市社会福祉協議会ボランティアセンター(電)047・380・8864。

MSN産経ニュース-2013.8.29 21:15

障害者の理解深める授業始まる

2013年08月30日 02時17分40秒 | 障害者の自立
 若い人たちに障害者の社会参加への理解を深めてもらおうという県の「課外授業~みんなちがってみんないい~」が始まった。福祉の専門家が12月まで、中学、高校計約15校で講演などを行う。

 初回の27日は、佐賀市の長光園障害者支援センターの園長宮崎一哉さん(53)と介護福祉士増岡憲美さん(29)が、神埼市の神埼中(石松正和校長、519人)を訪れ、1年生約170人に車いすの使い方などを教えた。

 生徒たちは宮崎さんから「車いすは靴と一緒で使う人の体に合ったものを選ぶことが大切」や「車いすを押すときは乗っている人に『押しますよ』と声を掛けてあげると安心できる」などと説明を受けながら、扱い方や操作方法を教わった。

 続いて、実際に車いすに乗ったり押したりしながら校内の段差やスロープなどがあるスペースを移動。

 体験した野口燿さん(13)は「実際に乗ってみて段差を乗り越えるときは怖かった。今度車いすの人を見かけたら声を掛けたり手伝ったりしようと思った」と話していた。

(2013年8月29日 読売新聞)