2006-0711-yts180
見回れば顔寄せ合ひて目に覚むる
東雲草の青き紫 悠山人
○短歌写真、詠む。
○さきほど撮影の朝顔。 東雲草(しののめぐさ)。英語で morning glory、伊語でも una gloria di mattina。内蔵ストロボ同調。
□みまはれば かほよせあひて めにさむる
しののめぐさの あをきむらさき
霜枯れの茅萱にこもる蜘蛛だから
巣を張る暇はありませんのよ 悠山人
○紫式部集、詠む。
○略注=お返事、九月晦日になってしまったわ。私は未亡人の身、篭ってばかりの毎日なのに、いつお返事を差し上げられるっていうの? 平王ク歌番号092。
□紫082:しもがれの あさぢにまがふ ささがにの
いかなるをりに かくとみゆらむ
□悠082:しもがれの ちがやにこもる くもだから
すをはるひまは ありませんのよ
*now streaming : Artist=rd Force|Track=You Got It*
http://64.236.34.196:80/stream/1005
2006-0711-yim133
title : Hydrangea serrata
yyyy/mm : 2003/07
notes : やまあじさい。沢紫陽花(さわ~)。un'ortensia di montagna。
I fiori della ortensia di montagna
senza alcuna fama,
e vivono segretamente nel legno,
come quei anonimi./
Flowers of mountain hydrangea
bloom without any fame,
and live secretly in the wood,
like anonymous ones.
○花の命は短くて、の話。一昨日、「image131 桔梗2」へ、林芙美子の「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」の試訳(とは、おこがましいけれど)を書いた。気になって、さきほど電網検索したら・・・やはり出て来た。「La vita del fiore Fumiko」(花の命 芙美子)とググったら、そのままグーグルのイタリア語版へ飛んだ。途中経過は略して、「仏教と社会」2002年5・6月号の、La Saggezza del Sutra del Loto(「法華経の知恵」シリーズ?):LA GIOIA DI TRASMETTERE LA LEGGE MISTICA(「妙法を伝える喜び」という記事。真ん中より少し下に、こうある。
女流作家の林芙美子は言った-「花の命は短い。ただ苦しみだけは無数である。」«La vita di un fiore è breve. Solo le sofferenze sono numerose». 苦しみは長く続くというのに、喜びは少ししか続かない、というのは事実だ。
・・・
詳しくは、http://www.sgi-italia.org/riviste/bs/InternaTesto.php?A=173&R=1&C=92。
さらについでに「花の命は短くて」と日本語検索したら、4670件だった。