2006-0719-yms088
生きているかいのない沼に身を投げて
底へ沈んでみましょうかしら 悠山人
○紫式部集、詠む。
○略注=前歌の左注を兼ねた、長い詞書。病のころ、かひ沼(貝沼?)という所にまつわる、不思議な歌語り(和歌についての話)があった。それを聞いて、詠んでみましょうよ、と。世の中、生きていてもいいことはなし。私なら、いっそ死んでしまうわね。其処がどこかも、底の深さも、知らないけれど。「いけらじ」の解析が出来ず、まだまだ幼稚園程度と自覚。平王ク歌番号098。
¶などかひ沼の=<「などかひ(あらむ)」の意で、「かひ沼
の」と懸詞で続く。>
¶いけらじ=<「池」と「生け」の懸詞。>(二項、新潮版)
□紫088:よにふるに などかひぬまの いけらじと
おもひぞしずむ そこはしらねど
□悠088:いきている かいのないぬまに みをなげて
そこへしずんで みましょうかしら
2006-0719-yts187 Lily Casa Blanca
花見ても香聞きても触れがたき
カサブランカのこころなるかな 悠山人
○短歌写真、詠む。
○東洋系百合。Lily Casa Blanca。il giglio della Casa Bianca。モナリサを凌ぐ人気。強烈な自己主張と香気のために、好悪二分する。写真、しばらくは承前。
¶こころ=「心」と「芯」。
Quando vedo il fiore,
o sento il profumo,
Non posso ancora toccare,
voi, il cuore della Casa Bianca./
When I see the flower,
or I hear the scent,
I cannot yet touch you,
the heart of Casa Blanca.
*<to hear the scent> belongs to a Japanese tradition.
□はなみても かをりききても ふれがたき
カサブランカの こころなるかな
花見ても香聞きても触れがたき
カサブランカのこころなるかな 悠山人
○短歌写真、詠む。
○東洋系百合。Lily Casa Blanca。il giglio della Casa Bianca。モナリサを凌ぐ人気。強烈な自己主張と香気のために、好悪二分する。写真、しばらくは承前。
¶こころ=「心」と「芯」。
Quando vedo il fiore,
o sento il profumo,
Non posso ancora toccare,
voi, il cuore della Casa Bianca./
When I see the flower,
or I hear the scent,
I cannot yet touch you,
the heart of Casa Blanca.
*<to hear the scent> belongs to a Japanese tradition.
□はなみても かをりききても ふれがたき
カサブランカの こころなるかな
2006-0719-yim139
title : Aphrodite's Phal
yyyy/mm : 2006/07
notes : Phalaenopsis Aphrodite。敬愛の念を込めて、英米では「アフロディテのファル(胡蝶蘭)」と、広く呼ばれる。【写真の技法】実写の花(長辺約2500ピクセル)を丁寧に切り取ってから、あらためて黒い電子壁紙へ貼った。補正は色調の自動補正を一回だけ。壁紙を何色にするか、かなり迷ったが、無難な漆黒にする。
*now streaming : Turina - Simfonia Sevillana - Ritmos*
http://64.71.150.28:14502
title : Aphrodite's Phal
yyyy/mm : 2006/07
notes : Phalaenopsis Aphrodite。敬愛の念を込めて、英米では「アフロディテのファル(胡蝶蘭)」と、広く呼ばれる。【写真の技法】実写の花(長辺約2500ピクセル)を丁寧に切り取ってから、あらためて黒い電子壁紙へ貼った。補正は色調の自動補正を一回だけ。壁紙を何色にするか、かなり迷ったが、無難な漆黒にする。
*now streaming : Turina - Simfonia Sevillana - Ritmos*
http://64.71.150.28:14502