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「ちょうどいい孤独」って⁈ コロナ禍の中の成人の日に思う

2022年01月10日 10時47分00秒 | Weblog

「ちょうどいい孤独」って *『積極的孤独を楽しむ生き方』って


( ネコハウスのスミレ(2)

  庭から網戸越しに撮影 1/10  )

長野県で 

地域医療に携わって来られた

医師で作家の鎌田實先生は

表題が「ちょうどいい孤独」で

60代からはソロで生きる』という

サブタイトルの本を出された

  2021.12.8刊行*かんき出版 )


災害が多発する近年は

孤独や孤立で

命を落とす人が増加して

世の中は 自立と共に

共助、公助の重要性が

強く叫ばれだした


とりわけ ここ二、三年は

コロナ禍にあり 望まなくとも

好まなくとも 他者との交流は

ごく一部の人に限られ しかも

濃密にはできない事情があり

大抵の人は 自ずと

「孤独」な状態になっている


高齢化が急速に進む熊本では

私の周囲でも 熊本地震後

特に 老人介護施設の需要が

高まってきているように思う


東日本大震災や大洪水災害の後から

人と人の繋がりの大切さが叫ばれ

住民同士を繋ぐ行政や民生委員の役割も

多様かつ重要になってきている


ただ コロナ禍の社会、

そして ポストコロナの社会では

デジタル技術と機器の急速な発展も

取り入れながら 行政やネットによる

それらのシステムは活用しながら

その前提の上に立って

「望まない(消極的な)孤独」ではなくて

「(個々人の)自ら望んで得る孤独」も

楽しみ 大切にし合う社会が

より充実した生き方を約束するのではないか


人間を、そもそも「『一人でいたい』欲求を持つ存在」と定義。現代は、社会と上手につながり、困ったときに手を差し伸べてくれる友人を大切にしながら、普段は自分流に孤独を楽しみ、「ソロで生きる力」を磨く時代だと説く。【以上、熊日新聞「本」欄より引用*20221月上旬】


このコロナ禍にあっても

仕事上対面せざるを得ず

止むを得ず濃密な対応をしている人は

別にして テレワークや自宅業務に

従事している人たち、それに 普段

家庭で日常生活を送っている人たちは

人恋しくなり、飲食店や施設、

観光名所などにも出かけたいと 

フラストレーションを

抱え込んでしまっている人も多いだろう


特に 生きるエネルギーに溢れた

若い人にとっては 

この閉塞的な社会は 

重石(おもし)になっている


若年層、青壮年層にとっては

とても貴重なかけがえのない一年、

ひと月、1日であろうが 

現実は切迫しているし厳しいものだ


でも 呆然とやり過ごす他はないのか?

各自がそれぞれに自問して

手探りででも突破口を探すことも

必要ではないか?


コロナ禍の収束やポストコロナまで

それまでの気持ちのあり方として

先ほど紹介した

「ちょうどいい孤独」のススメは 

これから新しい社会を生きる参考になるし、

ヒントにもなるだろうと思う


ps 2022.1.10 成人の日に

最近わかってきたオミクロン株の特徴は

若い人への感染がとても多いということだ

そして どうやら 今のところ 

重症化は少なく 潜伏期間も短いようだ


ただ 医療機関やソーシャルワーカー、

そして 受験生などへの影響が

大きいようなので 

まだまだ油断はできない状況だ


私には 若い人たち、とりわけ

女性の自殺の増加がとても気になる 

何とかならないものかと強く思う


感染の強い抑制か、経済を戻すか

アンビバレンスな悩ましい課題だ

これからも 

岸田政権や医療機関、産業界などの

難しい舵取りが待っている


ps2 下記はネット記事から 1.10

ポストコロナの生き方、働き方を考える

 公益財団法人 日本生産性本部 

   社会ビジョン委員会 報告書

      2021年4月

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ポストコロナ時代の社会・経済のあり方とは――NRI未来創発フォーラム2020を開催


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