哲学の不在に思う〜衆議院議員総選挙に寄せて*令和三年
( 画像は カワウと秋の雲 10月下旬 )
政治経済の政策は
より多くの国民の安心と安全な生活を
目指し保障するためにあると私は思う
今日(10/31) 日本では
衆議院議員総選挙が行われた
与野党の各政党は
一票でも多く獲得しようと
有権者には
希望があって 聞き手に
心地良いことを羅列する
本当は大事なことなのに
本当は未来の孫・子の社会には
必須のことなのに 立候補者たちは
それらの耳に痛いことは封印して
ひたすら直近の利益のことにだけ
焦点を当てて 熱心に語り掛ける
そして 残念なことに
選挙が終わり 当選した後は
そんな実現が難しいことを
約束したことなんか
忘れたフリをして 4年間を
支援団体の、支援者のために
徒党を組み 政治活動に励む
地球温暖化による喫緊の課題や
グローバル化による経済や外交の
歪みや経済・社会格差の拡大、
深刻な安全保障問題について
私は 私なりに
ここ二、三十年ほど考え
書物や記事を読んで追求して来た
その中で 特に 斎藤幸平さんの
『人新世の「資本論」』に出会って
※(ひとしんせい)と読む
今までにない焦燥感と 併せて
幾らかの希望と期待感も抱いた
(斎藤幸平さんは、日本の哲学者、
経済思想史研究者で 本書は
2020年9月集英社新書刊行)
今私は
「人新世の「資本論」」という
書物に出会い 閉塞的な状況にある
日本や世界の政治経済(環境、経済
労働、外交)教育等の諸問題に対して
有効な処方箋(対策)に
なりうるのではないかと
希望の念を抱いた(現在4/5 を読了)
(ただ、社会の改革につける万能薬は
そう易々とは見つからないだろう)
私が今の社会にあって急ぎ解決すべき
課題は下記のようなものがあると思う
① 生産・物流と地球環境
どんな生活をおくるために
どんな生産活動を行うべきか
科学と生産との兼ね合いを考える
物資の消費と成長のあり方を探る
その限界と歯止め(軍事利用)
② 労働(働き方)と幸福感の繋がり
①に関わる事で どんな労働観を
SDGsと新しい労働形態のあり方
所得と労働内容と労働結果と
③ 結婚と子育て
人生設計と見通しと
社会の約束と信頼からの子育て
個々人の未来設計、家庭つくり設計
地球上の人口増加と経済成長と
自然破壊の関連、その抑制策は?
④ 経済格差と社会福祉
成長と分配のバランス?
分配(お溢れ?)よりもまず自立して各自がちゃんと稼げる仕組みを
またきつい時、厳しい時は 遠慮なく公共機関や制度に頼れること
⑤ 国益と人類益、安全保障(経済も)覇権主義と共同主義(コモンの思想)
高度な工業・医学技術など
サプライチェーンと国内生産の均衡
⑥ 科学と技術革新・経済成長、疫病対策
軍事技術への転用悪用は?
どんな社会設計、どんな国防制度を?
⑦ 哲学の有用性 再発見
宗教、心理学、社会学を取り込む
ものの考え方や生き方を深め熟する
疫病やパンデミック、生活不安
他者との繋がりや連帯・共同主義
⑧ 民主主義と選挙権、情報の在り方
与えられたものではなくて
獲得して来たものだ(歴史を見れば)
イタリアの(直接)民主主義に学べば
あの時代に様々な思考・試行と工夫
ps 2021.10.30 草稿
やがて午後八時 全国の投票箱が
開けられ 選別され集計されていく
また 開票直後から マスコミによる
当確の知らせが始まる
アンケートや 聞き込みなどによる
今までの情勢・情報収集や
出口調査などを加味して マスコミは 当確を早くから知らせるが
私は この手法は余り好きではない
☆蛙 🐸のど素人選挙予想🌟
① 投票率 従来より微増か?
② 与党過半数は 何とか到達か?
③ 自民党の議席は 10〜30位減る
④ 公明党は 現状維持か微減
⑤ 立憲民主党は 増加(20〜50)
⑥ 共産党は 微増
⑦ 日本維新の会は 躍進 2〜3倍か?
⑧ 国民民主党は 現状維持か
⑨ 社民党 ギリギリ現状維持か?
⑩ れいわ新撰組は 現状維持か?
11 NHKと裁判してる党は 厳しい
以上 ど素人なりに予測してみたが
どうだろうか?