今朝は 暑くもなく
さりとて 寒くもなく
少しひんやりした風が
私たちの傍を過ぎてゆく
そんな中を モコと私は
朝の散歩をする
昼過ぎの日差しも暑くはなく
さりとて やはり 寒くはなくて
爽やかな風が 二人を撫ぜてゆく
そんな中を 二人は 2回目の散歩をする
微風にそよぐ 庭木や道ばたの草に
柔らかな晩秋の陽が当たる
見あぐれば 空はどこまでも青く
雲は白く一直線に伸び
あるいは 鱗のように並んで浮かんでいる
風の音 足音 そよぐ音 野鳥の鳴き声
枯れ葉は 散歩道で かさかさと転がって
ああ 何もかもが いつものようで
ああ 何もかもが とても愛おしくて
ああ 何もかもが 我らの身体に染み込んでいて
ああ 晩秋の風に吹かれて
ああ 私らには 他に何がいるというのだろうか
さりとて 寒くもなく
少しひんやりした風が
私たちの傍を過ぎてゆく
そんな中を モコと私は
朝の散歩をする
昼過ぎの日差しも暑くはなく
さりとて やはり 寒くはなくて
爽やかな風が 二人を撫ぜてゆく
そんな中を 二人は 2回目の散歩をする
微風にそよぐ 庭木や道ばたの草に
柔らかな晩秋の陽が当たる
見あぐれば 空はどこまでも青く
雲は白く一直線に伸び
あるいは 鱗のように並んで浮かんでいる
風の音 足音 そよぐ音 野鳥の鳴き声
枯れ葉は 散歩道で かさかさと転がって
ああ 何もかもが いつものようで
ああ 何もかもが とても愛おしくて
ああ 何もかもが 我らの身体に染み込んでいて
ああ 晩秋の風に吹かれて
ああ 私らには 他に何がいるというのだろうか